自分を知らないで嫌われていた私の体験

実は私、自分のお店の従業員に嫌われていたことがあります。

自分のお店を出すことは、私の夢でした。

しかし、夢を追いかけることに夢中になりすぎてしまったのか……周囲のことが、まったく見えなくなっていたみたいなんです。

ヤバかったのは、嫌われていたことに気づかなかったことではありません。

それどころか私は、「スタッフ思いのやさしい店長だ」と自分で考えていたこと。

私はこの経験から、自分を知ることの大切さを知ることができました。

ポイントは、自分で自分を知るだけでなく、他人からも教えてもらうこと。

間違ったやりかたで自分を知ってしまうと、嫌われていた私のような「勘違いな人」になってしまうことがあるからです。

そこでこの記事では、

について、わかりやすくお伝えいたします。

個人的におすすめしたいのが、頭の中を整理することです。

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喜んでいる猫
第1章

自分ってなんだろう?
自分を知るための基本

自分を知る。

でも、そもそもの「自分」って、なんなんでしょう?

例えば、古代ギリシアの格言には

汝自身を知れ

という言葉があります。

「自分の無知を自覚しなさい」

そんな意味になるでしょうか。

自分を知ることは、何千年もの昔から大切なことだと考えられてきたと、言えるでしょう。

下記のような言葉もあります。

自分自身でないことほど恥ずべきことはなく、自分自身でものを考え、感じ、話すことほど、誇りと幸福をあたえるものはない(フロム)

ここでは「自分自身である」とか「ない」といっていますね。

自分と向きあうイメージ

1-1. 自分を意識する段階

生まれたばかりの子どもには、「自分」という意識はあいまいです。

でも、2歳くらいになると?

鏡にうつる「自分」を認識できるようになってきます。

そして思春期。

この頃には、「他人からどう見られているか?」を強く意識するようになっていきます。

成長するにつれて、「自分自身でありたい」という欲求をもつようになるのです。

自分自身であるってどういうこと?

じゃあ、「自分自身である」ってどういうことでしょうか?

自分の個性や、かけがえのない自分という存在を自分で認めること

そんな風に言えるでしょう。

でも、もうひとつ、大切なことがあります。

それは、他人にも自分の存在を認めてもらうこと

  • 自分の個性や自分という存在を自分で認め、受け入れること
  • ありのままの無防備な自分を他人に認めてもらい、受け入れてもらうこと

このようなとき人は、「自分自身である」という感覚を持つことができる。

そう考えてみてください。

自分ならではの価値観のイメージ

1-2. 自分のなかで変わっていく価値観について知ること

「アイデンティティ」という言葉を聞いたことがありますか?

ひとことでいえば、「自分はこういう人間だ、という自分自身の考えや感覚のこと」です。

人は大人になるにつれ、自分なりの価値観を持つようになります。

ここで大切なこと。

それは、

  • アイデンティティは人生のなかで何度も構築しなおす必要がある

ということ。

なぜ人生のなかで、何度も「アイデンティティ」について考えないといけないのでしょうか?

進学や就職、結婚や出産。

こういったイベントによって、自分自身というものが変化していくからです。

また同時に、母であり、娘であり、妻であり……といったように、さまざまな役割を担うようにもなっていくからです。

1-3. 持って生まれた変わらない自分を知ること

  • これが自分だ、といえるような、自分自身の考えや感覚を「アイデンティティ」と呼ぶ
  • アイデンティティは、進学や就職、結婚や出産などのイベントを通して、ひとりの人間の中でも変化していく

と、お伝えしました。

第2章では、そんな自分を知るってどういうこと?

についてお伝えしていきましょう。

自分を知るイメージ
第2章

「自分を知ること」は充実した人生を送るためになくてはならないもの

「自分を知る」って、どういうことでしょうか?

自分を知ること。

これは心理学では、

「自己認識(セルフ・アウェアネス)」

「メタ認知」

といった分野で学ぶことができます。

ここでは思い切ってわかりやすく表現しますが、

  • 自分の感情や考えていること、自分の欲望などを深く理解すること

これが自分を知ることの基本、と考えてください。

感覚的には、「いま自分がどんなことを感じているか? どんなことを考えているか? などを客観的に知ろうとすること」といったイメージです。

人生の変化のイメージ

2-1. 自分を知ることで得られる洞察はどんな場面でも活用できる

進学や就職、結婚や出産など。

人生にはさまざまな「運命の分かれ目」があります。

自分自身の決断について、迷ったり悩んだりすることもあるでしょう。

そんなとき自分を知ることによって、人生の変化に柔軟に対処できるようになります。

より自分らしい決断ができるようにもなるでしょう。

ライフステージの変化
ライフステージが変わるごとに自分自身も変化していく

自分を知ることは、恋愛や趣味などの日常生活においても役立ちます。

自分と相性のあう相手、自分にあった趣味を見つけられる可能性が高くなるからです。

つまり、自分を知ることは、あなたの人生を充実で幸せなものとしていくために必要なことといえるのです。

自分を知ることのメリットのイメージ

2-2. 心理学的にも自分を知ることのメリットは多い

「自己認識の心理学(セルフ・アウェアネス)」では、自分を知ることには次のようなメリットがあるといわれています。

  • 幸福度が高まる
  • よい判断ができるようになる
  • コミュニケーション能力が高まる
  • 成績がよくなる
  • 仕事で成果をあげやすくなる
  • より創造的になる

自分を知るためのスキルや情報は、これからもっともっと増えていくことでしょう。

自分を知るタイミングのイメージ

2-3. 自分を知るべきタイミングは「いますぐ、そしていつでも」

自分を知るべきタイミングとは、どんなときでしょうか?

理想としては、「いますぐに、そしていつでも」です。

なぜか?

自分を知ることによって得た知識や情報は、いつでも活用することができるからです。

特に人生や生活が大きく変化する場面では、自分を知ることが役立つでしょう。

そのような意味では、自分を知ることは、いつはじめてもいいし、いますぐはじめるべきともいえるのです。

自分と他人のズレのイメージ

2-4. 自分を知るときは「自己満足」や「ひとりよがり」に注意しよう

自分を知るときに注意すべきこと。

それは「ひとりよがり」です。

なぜか?

自分で自分のことを知るのは難しいからです。

あなたもこんな経験はありませんか?

「アプリで録音した自分の声が、予想以上に変な声だった」

「周りから好かれていると思っていたけれど、実はそうじゃないのかも??」

こんな風に、正しく自己評価をするのはなかなか難しいです。

自己認識の心理学でも、2つの方向から自分を知るべきと言われています。

内的自己認識・外的自己認識」というそうです、

  • 自分が思う自分
  • 他人から見たあなた

この2つの方向から、自分についてバランスよく知っていくことが大切です。

自分が思う自分と他人から見たあなたは別人といえるほど違っていて関連性もない

自分が思う自分と他人から見たあなたは別人格と考えたほうがいい

自分が思う自分と、他人から見たあなた。

2つの方向から見た自分についてバランスよく知っていくと、どんなメリットがあると思いますか?

例えで説明しましょう。

  • 自分が思う自分は「リーダーシップがある自分」
  • 他人から見たあなたは「強引で他人の意見を尊重してくれない人」

同じ性格でも、見方が変われば評価も変わってきます。

2つの方向から自分を知っていくことで、こういった「ズレ」を修正していくことができる。

これがメリットです。

他人からどう見られているかを気にすることは、やりすぎなければむしろ良いことだといえるのです。

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自分を知る方法のイメージ
第3章

自分を知るための本当に効果的な5つの方法

具体的な自分を知る方法を実践してみよう

ここまでの内容を踏まえて、自分を知るために本当に効果ある5つの方法を紹介します。

自分が思う自分を知る

  1. マインドフルネス
  2. ジャーナリング
  3. 解決志向アプローチ
  4. 性格診断・強み診断など

他人から見たあなたを知る

  1. フィードバック

ひとつずつ紹介していきましょう。

マインドフルネスのイメージ

3-1. マインドフルネス

マインドフルネスとは、自分の内面に意識を向け、思考や感情をありのままに見つめる方法です。

ポイントは、自分の思考や感情について反応したり判断したりしない、ということ。

これによって、考えすぎたり落ち込みすぎたりすることなく、自分と向きあうことができるようになります。

ジャーナリングのイメージ

3-2. ジャーナリング

「書く瞑想」ともいわれているジャーナリング。

自分が感じていることや考えていることについて書きだしていく方法です。

ジャーナリングを使って自分と向きあうことで、自分自身に対する理解を深めることができます。

私が考案した「頭とこころの整理法」も、ジャーナリングの一種と言えるかもしれません。

解決志向アプローチのイメージ

1-3. 解決志向アプローチ

解決志向アプローチは、あなたの「未来」を知るための方法です。

解決志向とは、問題の原因を見つけるのではなく、解決方法を探っていくアプローチです。

「なぜこの問題が起きたのか?」ではなく「この問題を解決するにはどうしたらいいのか?」と考えることにより、自分が未来にとるべき行動を知ることができます。

自分を知るための心理テストのイメージ

1-4. 性格診断・強み診断など

例えば就職活動の前には、性格診断・強み診断・適職診断などの自己分析を行うことが多いと思います。

生まれつきの性格や性格の長所、自分自身が大切にしたい価値観や情熱などについて知ることは、必須の知識ともいえます。

この機会に体験してみてください。

仕事のイメージ

1-5. フィードバック

他人から見たあなたを知るためには、「フィードバックを得ること」が大切です。

他者からのフィードバックを得ることは、なかなか難しい作業です。

そこで、次のステップを参考にしてみてください。

1) ネガティブな意見をもらう

ネガティブなことを相手に伝えるのは、誰でもが言いにくさを感じてしまうからです。

そこでまずは、あなたの方から自分のネガティブな部分を開示して、さらに加えて改善点を教えてもらうやりかたがおすすめです。

例えば信頼できる上司に対して、

最初の質問:「私は仕事のとき、ついつい急ぎすぎて雑になってしまうのですが、これを改善するためにはどうしたらよいでしょうか?」

と尋ねてみましょう。

加えて、

次の質問:「他にもっとも改善すべき点があるとしたら、どんなところでしょうか?」

と尋ねてみる。

「次の質問」が本当に聞きたいことなのですが、それを引きだすためにあえて、最初の質問をしているわけですね。

こういう方法なら、相手もあなたに対するネガティブな評価を伝えやすくなるでしょう。

2) フィードバックをうまく活用する方法

他者からのフィードバックは、できるだけ状況を限定して、ひとつひとつ対処していくことがおすすめです。

仕事であれば、「プレゼンのとき」とか「営業のとき」など、できるだけ具体的な状況のフィードバックを得るようにします。

なぜなら、他者からのフィードバックは自分が思う以上に厳しいことがあるからです。

喜んでいる猫

まとめ

この記事では、自分を知ることの基本知識と本当に効果があるとされる「自分を知る方法」を紹介しました。

自分を知るためのスキルは、複雑化する現代において、なくてはならないものだといえます。

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この記事を書いた人

宇田川 雄士

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頭とこころの整理法とは?