自分への優しさって大切だと思いませんか?

「もっと自分に優しくなったほうがいいのかも?」
そう考えたこと、ありませんか?
自分に厳しすぎる人。
自分になんか優しくしちゃいけない、と思い込んでいる人。

いろいろですが、ときには自分への優しさも大切です。
自分への優しさを忘れてしまうと
- 気づかないうちにストレスがたまってしまう
- 日々の生活が生きづらくなってしまう
ことがあるからです。
そんなとき、どうしたらいいか?
実は私も、自分に優しくすることをおろそかにして、自分自身を苦しめてしまった経験があります。
そこでこの記事では、そんな私の体験を踏まえて
について、わかりやすくお伝えいたします。

いますぐできる、自分に優しくする3つの方法
はじめに、いますぐできる自分に優しくする方法を3つ、お伝えします。
方法 1) 自分の気持ちを紙に書きだして、自分に優しくする必要があることを知る
抱えている辛さ、苦しさにフタをして、見て見ぬ振りをしてしまう。
あなたはどうですか?
自分に優しくするとき、まず大切なこと。
それは、
- 自分に優しくする必要があることに気づく
ということです。

車の運転をイメージしてみましょう。
バックするとき。
いまいち確認しにくい「死角」がありますよね。
自分というものも、これと似ています。
自分ではいまいち、よくわかっていないところがあるんです。
なのでまずは、自分に優しくする必要があることに気づく。
これが、大切です。
自分の気持ちを紙に書きだしてみると効果的
そのためにはどうしたらいいか?
おすすめの方法があります。
それは、自分の気持ちを紙に書きだしてみること。
むずかしい言葉で「対象化」と言います。
自分の内面にあるものを、外にだすような感覚。

これが、紙に書きだす効果です。
「私は自分に優しくする必要がある」
まずはここに、気づけるようになりましょう。
そして、
- あなたが抱えている苦しい気持ち、辛い気持ちを自分で認めてあげられるようになる
これが大切です。
自分に優しくする必要性に気づけるようになること。
これも、自分に対する優しさと言えるからです。
ひとこと日記で振り返り習慣をつけよう
そうはいっても、自分の気持ちを紙に書きだすのって意外と難しいですよね。
そこでおすすめしたいこと。
それは、「小さな習慣」です。
具体的には、「今日一日の振りかえりひとこと日記」をつけてみましょう。
ちょこっとでいいので、まずは自分と向きあう習慣を身につける。
これが、ひとこと日記の目的です。
例えば、寝る前なんかどうでしょうか。
あなた自身の今日一日について、振り返ってみる。
そこで気づいたことを、何かひとこと、書いてみる。

手帳の空いたスペースなどに、さっとひとこと書ければ充分です。
自分に優しくするために、まずは「自分と向きあう時間をつくる」ことからはじめてみましょう。
あなた自身の頭の中を整理することにもつながるでしょう。
方法 2) 自分の身体を優しくさする、自分で自分をハグする
本当に辛いとき。
経験があるかもしれませんが、こういうときは、自分と向きあうことさえ難しくなります。
私もそうです。
わかっていても、ついつい目を背けてしまう。
楽なほうへ逃げてしまうことも、よくあります。
どうしたらいいか?
おすすめしたいのが、次の方法 :
- 自分で自分の身体を優しくなでてあげる
- 自分で自分を抱きしめてあげる

シンプルですが、これだけでも自分に対して優しくすることができます。
自分を、人間または動物の赤ちゃんだとイメージします。
そしてもうひとりの自分が、その赤ちゃんに対してやさしくする、そんな風にやってみてください。
Step1
自分を赤ちゃんだと思って、もうひとりの自分がその赤ちゃんにやさしくしてあげるイメージをしてみましょう。
または、自分が自分のいちばん大切な親友になった、というイメージでもよいでしょう。
Step2
自分を抱きしめます。
または、自分自分の身体をやさしくなでてあげます。
そのときのポーズですが、自分が「いいな」と感じるポーズで大丈夫です。
それぞれのひじを反対の手のひらでつかむとか、二の腕や肩をさするなど、自分でいろいろ試してみましょう。
Step3
心のなかで、自分に対して、「大丈夫だよ」といったような、やさしく思いやる言葉をかけてあげてください。
まずは、あるがままの自分を受けいれてあげる。
そこからはじめてみましょう。
方法 3) 自分の身体を優しくトントンとたたく、ツボをタッピングする
少し余裕があるときは、「タッピング」も試してみましょう。
タッピングとは、自分で自分の身体のツボを優しくトントンとたたくこと。
誰にでもできる簡単な方法ですが、不思議と効果あります。
専門的には、「TFT」とか「EFT」と呼ぶそうです。
私も、TFT や EFT 関連の本は何冊か読んでみました。
個人的なおすすめは下記の本です。
具体的なタッピングポイント(ツボ)は、下記のとおり。

Topo of Head:頭のてっぺん
Eyebrow:眉がしら(左右どちらでもOK)
Side of Eye:眉じり(左右どちらでもOK)
Under Eye:目の下(左右どちらでもOK)
Under Nose:口ひげ(鼻の下)
Chin:あご
Collarbone:鎖骨
Karate Chop:空手チョップ(空手でチョップする場所)
Under Arm:脇の下
これらのポイントを参考にして、自分で自分の身体を優しくトントンしてみましょう。
トントンと軽くたたくだけでよいので、危険性はほとんどありません。
お金もかからず、いますぐできるやりかたです。
機会のあるときにでも、一度、試してみてください。


自分に優しくするための効果的な方法は「自分を知ること」
第1章では、いますぐにできる、自分に優しくする方法をお伝えしました。
第2章では、自分に優しくするために知っておきたい知識と情報についてお伝えします。
自分に優しくするために知っておくべきこと。
それは、自分を知ることです。

「自分のことなんて、自分でよくわかってるよ」
あなたはそう思っているかもしれません。
でも、忙しいときや、落ち込んだとき。
ついつい自分を見失ってしまうこと、ありませんか?
自分に優しくするつもりが、結局は自分を甘やかしてしまう。
こういったときのために、自分について知ることが大切になってきます。
でも、自分の何を知ればいいでしょうか?
2-1. 自分に優しくする秘訣は、「あなたが思わずやってしまうこと」を知ること
自分の何を知ればいいか?
- 自分に優しくするためには、あなたの個性・自分らしさについて知る
これがポイントです。
なぜか?
自分に優しくするとは、よい意味で自分を大切にすること。
そのためには、「自分らしさ」を知る必要があるからです。
じゃあ、自分らしさって何なのか?
- 自分が思わずやってしまうこと=個性
そう考えてください。
あなたが思わずやってしまうこと。
これについて考えたこと、ありますか?
ほとんどないと思います。
なぜか?
思わずやってしまうことだけに、普段は意識しないから、です。
なので、この記事を読み終えたら、「自分が思わずやってしまうことって何だろう?」と意識しながら生活してみてください。
- 散らかっているところがあると、つい片づけてしまう
- 約束があっても、ついぎりぎりまで他のことをしてしまう
自分を上から見下ろす、もうひとりの自分をイメージしてみましょう。
すると、あなたが思わずやってしまうことが、見えてくると思います。
よい意味で自分らしく生きることが、自分に優しく生きることにつながっていきます。
第3章では、このことについて、もう少しお話を続けていきます。


自分らしさを知ることで、いつも自分に優しくできる
第2章では、自分に優しくするとは、よい意味で自分らしく生きること。
と、お伝えしました。
逆に考えてみましょう。
もしあなたが、自分らしさを押し殺しながら日々を過ごしているとしたら?
それって「自分に優しい」とはいえないですよね。
自分らしさを押し殺して生きる。
これは、ストレスが溜まるだけではありません。
知らないうちに、自分の考えかたが歪んでしまうこともあるでしょう。
そのため、本当は欲しくないものを欲しがったり、自分にはそぐわない価値観を信じてしまったりするかもしれません。
また、身体的に不調を抱えたりすることもあるかもしれません。
あなたはどうでしょうか?
自分に優しくするとは、自分と向きあい、自分らしさを知って、よい意味で自分を大切にしていくこと。
この機会に、自分に対する優しさについて考えるきっかけとなれば、幸いです。

まとめ
この記事では、自分に優しくすることについて、その方法や知識について紹介しました。
自分が思わずやってしまうこと、これを見つけることが、よい意味で自分らしさを大切にして、自分に優しく生きるヒントになると思います。