内向的な人だからこそ効果的な人生を充実させる方法を知っていますか?

内向的なために社会にうまく溶け込めず、生きづらさを感じている。

内向的な人は少数派であるために、生きづらさを抱えてしまうことがあります。

実は、私自身もかなりの内向的人間です。

そのため、会社を辞めて、自宅でひとりで仕事をしています。

そこでこの記事では、私自身の体験もふまえて、内向的な人の生きづらさの正体をわかりやすく解説します。

さらに、

  • 内向的な人だからこそできる人生を充実させる方法

についても紹介します。

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内向的な人とは?

そもそも「内向的な人」とはどんな人のことをいうのでしょうか?

「パーソナリティ心理学」と呼ばれる心理学の一分野の中に、性格の特徴と分類の理論というものがあります。

この性格の特徴と分類についての理論の中でもっとも有名なのが「ビッグファイブ」です。

自分が内向的かどうかを簡単に調べる方法

というわけで、自分が内向的かどうか? について、ビッグファイブの診断で調べてみましょう。

現在のところ、かなり実績のある診断だといえると思います。

あなたの内向性を柔軟にとらえるための知って得する考えかた

ビッグファイブでは、下図のように、「内向的なタイプの人」、「外向的なタイプの人」というような考え方はしません。

タイプ(類型論)的な考え方

内向的なタイプと外向的なタイプのイメージ図

そうではなく、ビッグファイブでは、内向性と外向性は同じ目盛り(同じ次元)の上にある、と考えるのです。(下図参照)

内向的な人(特性論的な考え方)

このようみ「目盛り」で考えることで、

  • ひとことで「内向的」といっても、いろんなレベルの人がいる

ということが理解できると思います。

また、

  • 内向的な人も、目盛りの位置を自分の意志でずらすことにより、外向的に振る舞うこともできる

ということもイメージできると思います。

例えば、

  • 保育園でママ友を作りたい
  • 仕事で大勢の人の前で発表する機会がある

といった場面では、本来は内向的な人も、外向性を発揮することがあります。

このように、タイプではなくスケール(目盛り/次元)で内向性をとらえてみましょう。

そうすることによって、日々の生活でも、生きづらさの解消につながることがあるからです。

内向的な人は実は鈍感なところもある

「内向的な人」というと、なんとなく繊細だったり、敏感だったりといったイメージがありませんか?

実は、内向的な人の特徴には「鈍感さ」があります。

それは、「快楽や快適さに対して鈍感」ということ。

より具体的には、

  • 成功
  • 達成感
  • 異性
  • 友人
  • お金

などに対して鈍感である、と考えてください。

内向的とは反対の「外向的な人」について考えてみましょう。

外向的な人は、成功や達成、異性や友人、お金などに対して敏感です。

そのため、快楽や快適さをゲットするために、積極的な行動をしたり、リーダーシップを発揮したり、魅力をアピールしたりします。

外向的な人は、「楽しい」とか「嬉しい」といったポジティブな感情を味わうことが多いのも特徴です。

対して内向的な人は、楽しいとか嬉しいといったポジティブな感情を、外向的な人ほど強く頻繁に味わうことがありません。

下図の左側にいくほど、「ポジティブな情動に対して鈍感になる」とイメージしてください。

内向性と外向性に関するイメージ図

しかし、ここがポイントなのですが、だからといって、「内向的な人は不幸」というわけではないのです。

内向的な人の楽しみのイメージ

内向的な人は不幸なわけじゃない

どういうことか?

ひとことでいえば、内向的な人には、内向的な人ならではの楽しみかたがあるということ。

それは、成功や達成、お金などにとらわれない「過程を楽しむ力」とでもいえるものです。

成功やお金、快楽といった目の前の報酬に鈍感だからこそ、過程を楽しむことができる。

内向的な人が噛みしめるこのような楽しみは、人生の充実感ともいえるものです。

内向的な人の幸せのイメージ

内向的な人の生きづらさの正体

内向的な人は、社会では少数派であるといわれています。

正確に数えることはできませんが、全体の20%~30%くらいでしょうか?

言いかえるならば、社会は外向的な人を中心にできているのです。

ですから、社会的な成功や、友人がたくさんいることなどが「良い」とされてしまう風潮があります。

結果的に、外向性中心の社会のなかで少数派である内向的な人は、

  • 内気
  • 陰気
  • 引っ込み思案

などと評価されてしまうことがあります。

このように、内向性に対して誤解されたまま、外向性中心の社会にあわせて生きなくてはいけないことが、内向的な人の生きづらさの原因の正体といえるでしょう。

客観的に判断すれば、内向性にも外向性にも、それぞれに長所と短所があります。

たまたま外向的な人が多数なだけで、どちらかが決定的に優れている、というわけではないのです。

「幸福」について知ることで、内向的な人の特徴を活かすことができる

このような内向的な人の生きづらさについて、「内向型を強みにする」の著者であるマーティ・O・レイニーは

陸に上がった魚

と表現しています。

しかし、現代社会において内向的であることは、悪いことばかりではありません。

内向的な人の特徴を活かした人生を充実させる方法があるからです。

ここまでの内容を踏まえて、その方法をわかりやすくお伝えしていきましょう。

まずは、

  • 人生を充実させるとは、そもそもどういうことなのか?

について考えてみましょう。

ここでポイントになるのは、「幸福」という言葉です。

幸福にはすぐに消えるものと長持ちするものがある

幸福については、「短期的な幸福」と「長期的な幸福」についてわけて考えることができます。

  • 短期的な幸福とは、何かをしているときの幸せ
  • 長期的な幸福とは、何もしていないときの幸せ

短期的な幸福と長期的な幸福の違いについて、もっと詳しくみていきましょう。

内向性を活用して「快楽」と「生きがい」のバランスを取る

幸福には、短期的な幸福と長期的な幸福があります。

ここではわかりやすく、

  • 短期的な幸福=快楽
  • 長期的な幸福=生きがいや、やりがい

と考えてみてください。

ここで、「短期的な幸福」とは、快楽や快適さのことをいいます。

短期的な幸福の例

  • 好きな人から食事に誘われて嬉しいという気持ち
  • 甘いものを食べたときの最初の一口
  • 欲しかったものを買った瞬間

これらはいずれも、快楽主義的な幸福といえるでしょう。

それほど努力なく手に入れることができるけれど、すぐに消えてなくなってしまうところにその特徴があります。

「長期的な幸福」とは、意味のある人生を達成すること、そしてそのプロセスのことです。

人生の意味や意義、やりがいの追求、と考えることもできます。

長期的な幸福の例

  • 年老いた夫婦が公園のベンチでひなたぼっこをしている
  • 子どもが成人して立派な社会人になった
  • 趣味のギターをコツコツと練習しつづける

上の例は、人生の意味や意義を大切にしたからこそ味わえる幸せだといえるでしょう。

長期的な幸福(幸福主義)とは、アリストテレスという昔の人が考えた概念です。

ふたつの幸福のバランスを考えよう

大切なことは「快楽」と「生きがい」のふたつの幸福のバランスです。

なぜなら、このふたつの幸福のバランスがとれてくると、人生に対する充実感が高まってくるからです。

内向的な人は生きがいを求めるのが得意

さて、あらためて内向的な人の特徴を踏まえてみますと

  • 内向的な人は、生きがいややりがいを追及するのが得意

ということがいえるでしょう。

内向的な人は、快楽に対するセンサーが鈍いかわりに、このような「意味や意義」についてじっくりと考えることにより適しているからです。

快楽や快適さは、比較的、簡単に手に入れることができます。

しかし、人生の意味や意義を追及していくことは、簡単ではありません。

ときとして忍耐も必要です。

ですが、内向的な人にとっては得意分野でもある、といえるのです。

内向的な人が人生を充実させる5つの方法

内向的な人は、

  • 自分の性格的な特徴を活かして、「人生の意味や意義」について取り組んでいく

とよいでしょう。

そのうえで、快楽や快適さ、成功や達成などについては鈍感だということを認識して、少し積極的にそれらを求めてみると、よりよいかもしれません。

快楽と生きがいのバランスをとることによって、より充実した人生が送れるようになるはずです。

では、具体的にはどうすればいいか?

簡単にできる方法を5つ、ご紹介します。

好きなことに取り組むイメージ

1:好きなことでスキルアップにつながりそうなことに取り組んでみよう

好きなことでスキルアップをしていくことを「個人的発達」といいます。

簡単にいえば、「人として成長していこうとすること」というような意味で、人生の意味や意義を高めることができます。

「個人的発達」とは、変わろうと努力すること、自分自身や世界について理解を深めようと努力すること、人として成長し、自分で選んだ分野や生きる場所でより成功を収めようと努力することを意味します。

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内向的な人にとっては、「自分自身や世界について理解を深めようと努力する」ことは適した活動だといえるのではないでしょうか?

これによって、あなたの人生の充実度は高まっていくはずです。

自分よりも大きなものについて考えているイメージ

2:自分よりも大きなものについて貢献できないか考えてみよう

自分よりも大きなものについて考えることを「超越」といいます。

自分を超える、という意味ですね。

難しく感じるかもしれません。

しかし内向的な人は、目先の快楽よりも、より意義のあることに取り組むことが得意です。

例えば、介護や子育ては、ある意味では自分を超える行為であるともいえるでしょう。

他にもボランティアや地域社会、地球環境の貢献などについて考えることは、内向的な人には向いている作業だといえるでしょう。

これによって、幸福(意味や意義)を高めていくことができます。

大切な価値観のイメージ

3:あなたにとって大切にしたい価値観は何か考えてみよう

実は、あなた自身の価値観について考えることは、「快楽」も「生きがい」も高めることのできるお得な方法です。

普段の私たちは、意識はしていませんが、心の奥にある信念に従ってさまざまな選択をしています。

その選択の結果として、なんらかの行動をしているわけですね。

例えば、「他人とは仲良くしよう」という信念をいだいている人は、その信念に従った選択と行動をとります。

この信念のことを、「価値観」といいます。

ここでは、シャローム・シュワルツという人が考えた「10の価値観」のリストを紹介します。

この10の価値観は、発表後も多くの研究によって「いいね」されている信頼価値の高いリストだといわれています。

シュワルツによる10の価値観

  1. 権力
  2. 達成
  3. 快楽
  4. 刺激
  5. 自律
  6. 博愛
  7. 善行
  8. 伝統
  9. 調和
  10. 秩序

世界価値観データベースに基づく世界消費者の把握(PDF が開きます)より

このリストをながめて、現在のあなたが大切にしたい価値観について考えてみましょう。

自分が大切にしたい価値観を決めたら、それに従った行動をとってみましょう。

例えば「善行」という価値観を大切にしようと決めたならば、一日に一回、善いと思える行為をする。

これによって、快楽(心地よさ)と生きがいを高めていくことができます。

価値観のイメージ

4:自分の内側からわき出るモチベーションを意識しよう

モチベーションを高めることによっても、快楽と幸福を同時に高めることができます。

モチベーションは2種類あります。

モチベーションの種類

  1. 内的モチベーション
  2. 外的モチベーション

内的モチベーションとは

内的モチベーションというのは、自分の内側から溢れでてくるモチベーションのこと。

純粋に楽しみや興味からものごとを行うときに発揮されます。

外的モチベーションとは

外的モチベーションというのは、外側から働きかけられたモチベーションのこと。

宿題したらお小遣いあげる

これは典型的な外的モチベーションの例といえるでしょう。

ここで大切になのは、内的モチベーションを高めることです。

楽しみや興味からできることに取り組もう

内的モチベーションを高める方法を2つ紹介します。

  1. 楽しみや興味からできることに取り組んでみる
  2. 自分のことを自分で決めることをしてみる

例えば、音楽が好きなので楽器をはじめてみる。

内向的な人は特に、自分のことをきちんと見つめることができる人が多いと思います。

この機会にあなたの普段の生活を見なおして、自分で選択できる機会を増やせないか、考えてみましょう。

これらの活動によって、快楽と生きがいを同時に高めることができます。

人生の目標のイメージ

5:人生の目標をみつけよう

人生の目標を見つけることは、快楽と生きがいを同時に高めてくれる方法でもあります。

では、どのようにすれば人生の目標をみつけることができるでしょうか?

人生の目標をみつける簡単な方法

先ほど、「大切にしたい価値観」について考えていただいたと思います。

  • あなたが大切にしたい価値観と一致している長期的な目標について考える

これだけで、人生の目標をみつけることができます。

例えば、大切にしたい価値観は「調和」ならば

学生時代の友人をいつまでも大切にしよう

これから出会う人を大切にしよう

家族を大切にして、幸せな家庭をきずけるよう頑張ろう

などなどが、人生の目標として考えることができます。

人生の目標をよりよいものにする方法

可能であれば、これまでに紹介した方法もプラスして考えてみましょう。

  • 個人的発達:スキルアップにつながるようなこと
  • 超越:自分をちょっとだけ超えるようなこと
  • 内的モチベーション:楽しみや興味からできること/自主的な選択を増やす

例えば、「家族を大切にして、幸せな家庭をきずけるよう頑張ろう」という人生の目標を設定したとします。

プラスして、

  • ホームステイのホストファミリーとして海外の子どもたちを受けいれる

これは、「超越」という要素を追加することになりますから、より快楽や生きがいを高めることができるはずです。

まとめ:内向的で生きづらい人だからこそ簡単で効果的な「幸福5つの法則」

まとめます。

この記事では、外向型中心の社会で考えられている「成功」や「幸福」の常識とは違った視点から、「内向的な人でもできる人生を充実させる方法」について考察しました。

短期的な幸福と長期的な幸福のバランスをとることを考える

幸福には、短期的なものと長期的なものがあります。

  • 短期的な幸福とは、快楽や快適さ
  • 長期的な幸福とは、生きがいややりがい

ふたつの幸福をバランスよく高めていくことにより、人生の充実感を高めていくことができる

短期的な幸福と長期的な幸福を高める5つの具体的な方法
  1. 好きなことで、スキルアップにつながりそうなことに取り組んでみる
  2. 自分よりも大きなものについて貢献できないか考えてみる
  3. あなたにとって、大切にしたい価値観は何か考えてみる
  4. 内的モチベーションを高める行動を選択する
  5. 人生の目標について考え、取り組んでみる

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この記事を書いた人

宇田川 雄士

頭とこころの整理法の考案者。
  
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