人生に迷ったときこそ創造したい未来のイメージをはっきりさせよう

人生に迷っている人のイメージ

誰にでも、人生に迷ってしまうときがあると思います。

15年ほど前のことですが、私も、会社をやめて独立するかどうかについて、かなり迷った覚えがあります。

その後、さまざまな方の独立開業のお手伝いをするようになり、いわゆる「人生の選択」を近くで見届ける機会に恵まれることになりました。

そこでこの記事では、私のこれまでの経験から学んだことをもとに、

  • 人生に迷ってしまったときにどうすれば後悔しない決めかたができるのか?

について、わかりやすくお伝えしていきます。

  • あなたが創造したい未来のイメージで、選択肢を創造する。

これが、人生で後悔しない決めかたのコツです。

この記事を読み終えれば、あなたも、人生で迷ったときに後悔しない決めかたを身につけることができるでしょう。

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第1章

人生で迷うときってどんなとき?

まずはじめに、どんなときに人生で迷ってしまうのか? を知っておきましょう。

人生には、迷ってしまいやすいタイミングや状況があります。

それらについて知っておくことで、人生の迷いに対して、より適切に対応できるようになるでしょう。

結論からお伝えしますと、

あなたのなかに「これだ!」というはっきりとした価値観があるならば、人生で迷うことはありません。

つまり、人生の迷いとは

  • あなた自身の価値観が揺らいでいる状況

だ、ということ。

自分の価値観が揺らいでいるイメージ

1-1. 自分の価値観が揺らぐと人生に迷いが生まれやすくなる

例えば、田中さん(仮名)は、「絶対に中学校の先生になるんだ!」と決めていたとします。

このとき田中さんは、少なくとも将来の進路について、迷うことはありません。

しかし、先生になったあとはどうでしょうか?

先生という仕事に対してどう感じるか? は、現時点ではわからないですよね。

万一、自分の思い描いていた理想と違っていたら、仕事に対する迷いが生じてしまうかもしれません。

このように、私たちの人生には、自分の価値観が揺らぎやすいタイミングや状況があります。

自分の価値観が揺らいでしまうと、人生に迷う可能性が高くなります。

では、自分の価値観が揺らいでしまうときって、どんなときだと思いますか?

ひとつずつ、紹介していきましょう。

1) ライフイベント

就職、恋愛、結婚。

人生にはさまざまなイベントがあります。

人生のイメージ
  • 就学〜就職〜転職〜恋愛〜結婚〜出産〜子育て〜教育〜老後〜病気〜死

人生で一般的に体験するさまざまなイベントのことを「ライフイベント」といいます。

ライフイベントに遭遇すると、人生が大きく変化することが多いです。

しかし、この変化」が予想とは違いすぎていると、自分の価値観が揺らぎ、人生における迷いが生じることがあります。

希望していた会社に就職することができたけど、内情はこんなだったとは・・

-自分が本当にやりたかったことは、こんなことではなかったはず・・

こんなようなところから、人生における迷いが生じてくる、といえるでしょう。

2) 社会の変化

社会が変化することで、私たちの生活にもその影響がおよび、自分の価値観が揺らぐことがあります。

例えば現在でも、新型コロナウイルスの影響で仕事のやりかたが変わったり、もしかしたら仕事を失ってしまった方も、いるかもしれません。

他にも天変地異や、かつてのベルリンの壁の崩壊のような大きな社会変化などが、これにあたります。

このようなときも、これからの人生において迷いが生まれやるいタイミングといえるでしょう。

3) 個人の発達

ライフイベントや、社会の変化にに遭遇しなくても、人は「発達」という変化をとげていきます。

参考として、レヴィンソンによる発達段階を紹介しておきましょう。

レヴィンソンによる発達段階
  1. 成人への過渡期
    大人の世界の可能性を模索し、一歩を踏みだす時期
  2. 大人の世界へ入る時期
    自分と大人の社会との間をつなぐ仮の(とりあえずの)生活を築く
  3. 30歳の過渡期
    大人の世界へ入る時期に築いた生活の欠陥に気づき、これを解決しようとする時期
  4. 一家を構える時期
    これまでの人生の選択にとりあえず満足し、家族を築く時期。社会的な居場所の確保や成功をめざして努力する時期でもある
  5. 人生なかばの過渡期
    「これまでの人生なにをしてきたのだろうか?」と再び生活に疑問を抱き、解決使用とする時期

これをひとつの目安として、考えてみましょう。

例えばあなたが、22歳~28歳の「大人の世界へ入る時期」にいるとします。

この時期は、住居や仕事、人間関係や家族などについて、自分の可能性を模索したり、安定した生活を構築しようと考えるようになる時期といわれています。

もちろん個人差はあるはずです。

しかし、このような個人の発達とともに、自分の価値観が揺らぎ、人生に対する迷いが生じることもあるのです。

1-2. ここまでのまとめ

ここまでの内容を、わかりやすくまとめてみましょう。

  • なぜ人生で迷ってしまうのか? それは自分自身の価値観、つまり自分軸が揺らいでしまうから
  • 人生には誰にでも、迷ってしまうタイミングや状況がやってくる
  • なので自分の価値観が揺らぎやすいパターンをあらかじめ知っておくことで、人生の迷いに対する適切な対処がしやすくなる
人生について考えているイメージ

1-3. 人生の「迷い」と「悩み」はどう違う?

ここでもうひとつ、違う角度から考えてみましょう。

  • 人生の「迷い」と人生の「悩み」はどう違う?

という問題です。

「人生で迷っている」とは?

もしあなたが人生について迷っているならば、おそらく「どちらかへ進むことはすでに決めている」のではないでしょうか?

右へ進むのか、左へ進むのか。

田中さんを選ぶのか? 鈴木さんを選ぶのか?

いずれにせよ、選択肢は決まっているわけです。

これが、「人生に迷っている状態」といえるでしょう。

「人生で悩んでいる」とは?

では、人生で悩んでいる状態とは、どういうものでしょうか。

これは、進むかどうかさえもまだわからない、そんな状況です。

例えば、結婚について考えてみましょう。

結婚は、必ずしなくてはいけないものではありませんよね。

ですから、田中さんか鈴木さん、どちらかを選ばなくてはいけないわけではありません。

結婚しなくても構わないし、さらに別の人を探す、そんな選択肢もあります。

いわば、選択肢がはっきりとしていない状態が、「人生で悩んでいる状態」といえるでしょう。

あなたの迷いは「本当の迷い」なのか?

なぜこんな話をしたのか?  

といいますと、あなたが人生で迷っているその迷いは、本当の迷いなのか?

について、考えてみたいただきたいからです。

この点について、次の章でわかりやすくお伝えしていきましょう。

人生の決断のイメージ
第2章

迷ったときに「決める」その本当の意味とは?

第1章で見たように、「迷う」ということには、「すでに選択肢があって、いずれかの決断をして進む」という前提があります。

当たり前のように思えるかもしれませんが、人生で迷ったときは、決断しないといけません。

では、「決める」とはなんでしょうか?

いいかえるならば、人生において決断する、とはどういうことでしょうか?

このことについて、考えてみましょう。

未来のイメージ

2-1. 人生で迷ったときの決断とは、未来を創造すること

まず結論からいいますと、人生の決断とは、あなたの未来を創造すること。

このように考えてみてください。

あなたが迷ったときは、

「私が人生で創造したい未来はどっち?」

と自分に質問してみましょう。

自分の人生は自分で決めるんだ、という姿勢・心構えも必要になってきます。

未来を創造しているイメージ

2-2. 人生に迷ったときこそ、創造したい未来のイメージが大切

ここで大切になってくるのが、

「じゃあ、自分は人生でどんな未来を創造したいんだろう?」

というイメージです。

第1章でも見たように、さまざまなタイミングや状況によって自分軸が揺らいでくると、このイメージがあいまいになりがちです。

もちろん、だからこそ人生で迷っていらっしゃるのだとは思いますが……

では、どうしたらよいでしょうか?

私のおすすめは、まずはあなたが大切にしたい価値観を見きわめる、ということです。

自分自身の価値観をはっきりさせること。

このブログでは何度も紹介している方法ですが、効果的です。

  1. 人生に迷ったときは、創造したい未来をイメージしてみる
  2. あなたが人生において大切にしたい価値観がはっきりすると、創造したい未来もみえてくる

具体的な手順は、あとで紹介します。

まずはこの「自分の価値観」について、わかりやすくお伝えしましょう。

価値観をはっきりさせるメリット

人生に迷ったときに価値観をはっきりさせること。

なぜこれが、大切なのでしょうか?

それは、

  • あなた自身の価値観を明確にしておけば、単なる損得を超えた「人生の選択」をすることができるようになるから

です。

人として、魂が望んでいる選択ができる、とでもいえばよいでしょうか。

人生の選択には、ときとして、厳しい道もあるかもしれません。

しかし、人生の選択をすることができれば、後悔しない人生を歩むことができる。

私はそのように考えています。

価値観がはっきりしていないと…

自分の価値観が明確になっていないと、目先の損得や、メリットデメリットだけで決断をすることになります。

もちろんそれが絶対に悪い、というわけではありません。

自分の生活を守っていくうえでは、自分の選択に対するメリットデメリットに敏感なほうが、よりよい決断ができるからです。

例えば、どちらのスーパーで買ったほうが食費を抑えられるか、どう振る舞えば出世しやすいか? といった決断です。

なお、メリットとデメリットを客観的に見つめながら決断する方法については、下記の記事を参考にしてください。

いつでも後悔しない決断ができるわけではない

それに、「人生の選択」には、きれいごとだけでは済まない場合もあります。

例えば、自分が所属している会社のやりかたが、顧客に対してあまり誠実ではない、と気づいてしまった。

しかし、自分にも生活がある。

あまり褒められたものではないかもしれないけど、法律を犯しているわけでもないし……。

……人生にはこのような、折り合いをつけなくてはいけない状況、というものもあります。

人生に迷ったときであれば、なおのこと、その場の損得や目先のメリット・デメリットで決断をしてしまうこともあるでしょう。

繰り返しお伝えしますが、それが悪いわけではありません。

しかし、このときにとても大切なことがあります。

それは、自分がした決断をあとで客観的に評価できるようにしておくことです。

自分の選択と決断を俯瞰して、できるだけ客観的に評価できるようにしておく。

そうしないと、見て見ぬふりをしたまま人生が過ぎてしまい、あとで後悔してもしきれなくなってしまう可能性があるからです。

振り返ってみることで、苦い失敗や人生の後悔を、貴重な体験や学びに変えることもできます。

そのためには、私が開発したメソッド、「頭とこころの整理法」がおすすめです。

ぜひ参考にしてみてください。

人生で迷ったときのイメージ

2-3. 人生で迷ったときの選択肢、それは本当の選択肢ですか?

さてここまでの内容をまとめつつ、この章で、もっとも大切なことをお伝えします。

  • 人生で迷ったとき、目の前の選択肢は自分が本当に納得できるものなのか? もう一度、考えてみよう

この章ではここまで、人生の決断とは、あなたの未来を創造することだ、とお伝えしてきました。

このように考えてみると、自分が納得のいく選択肢を自分で創造するという発想が大切だ、ということがわかると思います。

  • 人生で迷ったときこそ、本当に納得できる選択肢を自分で創造する

これがこの章で、どうしてもあなたに伝えたかったことです。

もちろん現在、あなたの目の前にある選択肢で納得できるのであれば、それで構いません。

もしも迷っていて決断できないのであれば、本当に納得できる選択肢を新たに創造することについて、検討してみてください。

次の章では、そのためのポイントをわかりやすく紹介していきます。

後悔しない決断のイメージ
第3章

迷ったとき後悔しない決断をするための考えかた5つのポイント

後悔しない決断とは、あなたが本当に納得できる選択肢を創造すること。

この章では、そのためのポイントを解説していきます。

価値観のイメージ

3-1. あなたの価値観を見きわめよう

まずはちょっとしたテストとして、あなた自身が大切にしている価値観を見きわめてみましょう。

ここでは、シャローム・シュワルツという人が考えた「10の価値観」のリストを紹介します。

この「10の価値観」は、発表後も多くの研究によって「いいね!」されている信頼価値の高いリストだそうです。

シュワルツによる10の価値観

権力

達成

快楽

刺激

自律

博愛

善行

伝統

調和

参考:世界価値観データベースに基づく世界消費者の把握(PDF)

1) リストを見て、あなたが大切にしたいと感じる価値観を探してみましょう

いくつ選ぶかは自由です。

例えば私なら、「自律・博愛・善行」という感じでしょうか。

わかりにくい場合は、こういう価値を大切にできる自分でありたいと思えるものを選んでみましょう。

2) あなたが大切にしたいと感じる価値観に従って、未来の自分の理想の生活、人生についてイメージしてみましょう

自分の価値観に基づいた行動は、幸福感や充実感を高めてくれるといわれています。

価値観のイメージ

3-2. 人生と生活の違いを知ろう

人生について迷っている、その「人生」ってなんでしょうか?

人生とは

人がこの世に生きて行くということ。人間の生活岩波 国語辞典

とあります。

つまり人生には、

  1. この世に生きていくこと
  2. 自分自身の生活

という、ふたつの側面があるのですね。

わかりやすく、いいかえてみましょう。

  1. この世に生きていくこと=人生を生きる
  2. 自分自身の生活=生活を送る

ちょっとややこしいですが、実は人生には、「人生的な側面」と「生活的な側面」がある、といえるのです。

人生と生活のちがいとは

では、人生と生活は、どう違うのか?

ひとことでまとめてみると、下記のような感じになるでしょうか?

生活損得(金銭)や安全で考える
人生好きか嫌いか、望んでいるかそうでないかで考える

例えば、転職するかどうか、迷っているとします。

生活のことだけを考えるならば、自分の好き嫌いに関係なく、より安定している仕事を選択すべきです。

しかし人生のことも考えるならば、やりがいや生きがいといった、自分の気持ちもふまえて考える必要があります。

その選択は、人生的? それとも生活的?

このように私たちには、ときとして、人生と生活が一致しないタイミングに遭遇することがあります。

ここで大切なのは、あなたが迷っているその迷いは、人生的なものなのか? 生活的なものなのか? を見きわめていくことです。

例えばあなたが、「いまの仕事があまり好きではない」と感じたとします。

寝る前に YouTube を見ていると、「誰でも心理カウンセラーの資格がとれます!」みたいな広告がでてきました。

そこではなんと、転職にも有利! とか、一生、使えるスキル! みたいなことも言っています。(これは例えなので、実際の心理カウンセラーの資格とは関係ありません)

なんとなくあなたは、「心理カウンセラーって、いいかも・・」と感じてしまうかもしれません。

しかし、実際にいいかどうかは別として、あなたの迷いが生活的なものなのか? 人生的なものなのか? をはっきりさせておくことが大切です。

選択肢を創造するということ

例えば、もしもあなたが、

  • 仕事にやりがいを感じられない
  • 職場の雰囲気になじめない

というような、人生的な問題で迷っているとします。

この場合は、心理カウンセラーの資格が転職に有利かどうか? という生活的な情報は、あまり関係がありません。

それよりも、

  • 自分にとってやりがいや生きがいを感じられる仕事はなにか?
  • いまの仕事でやりがいを感じられるようになるためには、何が必要か?
  • 職場の雰囲気を変えるために自分ができることはあるだろうか?

こんな風に考えていくことが大切です。

このように、人生面と生活面をわけて考えていく。

これで、自分らしく納得のいく選択肢を創造できるようになります。

直感のイメージ

3-3. 人生に迷ったときの決断で大切なのは、直感や感情

決断は早いほうがいい、という人がいます。

たしかに競争の世界では、決断の遅さは命取りでしょう。

競争の世界というのは、スポーツやビジネスといった分野のことです。

しかし、自分の人生に関することであれば、早い・遅いはあまり関係ありません。

例えば、「自分はこの人と結婚するべきか?」と迷ったとします。

このとき、早く決断するほど、より幸せな結婚人生を歩めるか? というと、そういうわけではないでしょう。

人生で迷ったときの決断は、早さ、遅さよりも、もっと大切なことがあるのです。

人生で迷ったときは、直感や感情で決める

実は、人生で迷ったときは、直感や感情で決めたほうが、後悔がすくないです。

なぜなら人間は、感情で決めて、それを正当化するために、あとから理論や理屈を組み立てていく傾向があるからです。

直感や感情で決めるときのポイントは「焦り」や「不安」です。

人生で迷っているときに、焦ったり不安に駆られたりしていると、直感や感情が鈍ります。

もうひとつのポイントは「情報」でしょうか。

きちんとした知識や情報を得たうえで、直感と感情を活用する。

そうしないと、単なる思いつきを直感と勘違いしていまうからです。

例えば、転職しないか、とお誘いを受けたとします。

このとき、転職先の職場の内情を知ったうえで、直感や感情を働かせることができれば、よりベストに近い選択ができますよね。

生活に関する迷いならば、メリットとデメリットを比較すれば、シンプルに決断できることもあるでしょう。

しかし人生で迷っているときは、損得やメリットだけでは決められないことがよくあります。

そのときは、直感や感情を活用することを考えてみるとよいでしょう。

瞑想のイメージ

3-4. 心が感じることを意識しよう

人生に迷ったときは、「内と外を一致させる選択をする」ことも大切です。

  • 内:心が感じること、内的体験
  • 外:ステイタスや収入、見た目などの外的体験

例えば田中さん(仮名)が、「いまの仕事は好きではない」と感じていたとします。

そこで思い切って、「独立して起業して成功したい」と考えたとします。

このとき田中さんの内面は、本当はどんな体験を望んでいるでしょうか?

よくよく探ってみると

「転職先を探してまた面接とか正直、めんどくさい、起業したほうが楽そう」

「嫌いだった上司やバカにしてきた同僚を見返してやりたい」

こんなことを考えているかもしれません。

別に心が綺麗でないといけない、というわけではありません。

人生に迷ったときこそ、自分に正直になって、内的体験を意識してみましょう。

そうすれば、「こんなはずじゃなかった…」という結果を避けやすくなります。

  • 自分の心が体験したいことと、外側の世界で体験したいことを、できるだけ一致させる

迷ったときの人生の選択では、これを心がけるようにしましょう。

ボトムアップのアプローチのイメージ

3-5. トップダウンとボトムアップのアプローチを使い分けよう

人生に迷ったときの選択では、実は最終的なゴールがどこかよくわからない、ということもありえます。

例えば、転職について。

もちろん、転職先での待遇面などはきちんと確認できるはずと思います。

ですが、その会社が本当に自分に向いているかどうか? といったことについては、実際に勤めてみないとわかりません。

トップダウンのアプローチ

最終的なゴールをはっきりと定め、それを達成するために、やるべきことを逆算していく。

これを、トップダウンのアプローチといいます。

しかし人生で迷ったときは、トップダウンのアプローチでは答えがでないことがあるのです。

ボトムアップのアプローチ

そんなときは、いまできることをやる、いまできるところまで進むという、ボトムアップのアプローチを採用してみましょう。

よくある例えですが、目的地までのすべての信号が青になるまで待っていたら、いつまで立っても出発できません。

まずは目の前の信号が青になったら、そこまで進んでみる。

すると、いままでとは違った景色が見えてきます。

トップダウンのアプローチでは得られなかった、新しい気づきを得られることもあります。

下記にまとめてみましょう。

トップダウンのアプローチ

ゴールまでの道のりが明確で、すでに何度か達成したことのあること。ルーチンワークや買いものなどの単純作業むき。

ボトムアップのアプローチ

ゴールまでの道のりがはっきりしていない、はじめて挑戦するようなできごと、一歩ずつ、確認しながら進めていきたいとき。

それぞれのアプローチの違いを知って、うまく使い分けていけるとよいと思います。

リスクをおさえて一歩を踏みだそう

ボトムアップのアプローチで大切になるのが、「リスク感覚」です。

例えば、

「よし、まずはできることをやるぞ! 辞表を提出だ!!」

これでは、その一歩が大きすぎます。

まずは、転職先の業界について調べてみる、できるならその業界で働く人の、生の声を聞いてみる。

辞表を提出するかどうかは、それからでも遅くありません。

このように、失敗しても痛くない一歩を設定する。

人生で迷ったときこそ、このような行動設定が大切になります。

3-6. この章のまとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまでこの章では、人生で迷ったときに後悔しない選択をするための5つのポイントを紹介してきました。

この章の内容を習慣として身につけることで、よりよい人生を送ることができるようになります。

習慣化については、「頭とこころの整理法」が役立つと思います。

さて次の章では、いよいよ「人生で迷ったときの具体的な決めかた」について紹介していきましょう。

第4章

人生に迷ったときの後悔しない決めかた5つのステップ

最後のこの章では、ここまでの内容をふまえて、人生に迷ったときに後悔しない決めかたを紹介します。

後悔しない決断のイメージ

1) 迷っていることをはっきりさせる

まずは、自分が何に迷っているのかをはっきりさせましょう。

第1章では、人生で迷うということは、自分自身の価値観が揺らいでいる状況であるというお話をしました。

またその原因として:

  • 特定のライフイベント
  • 社会環境の変化
  • 個人の成長・発達

というお話もしたと思います。

これらの内容をもとにして、あなた自身が何に迷っているのかを俯瞰して、はっきりさせておきましょう。

2) 選択肢を見つける、または創造する

第2章では、人生で迷っているときに「決める」とは、あなたの人生の未来を創造することである、とお伝えしました。

また第3章では、あなたが大切にしたい価値観を見つけるための簡単なエクササイズも紹介しています。

例えばあなたに、「転職をすべきかどうか?」という迷いがあったとします。

  • 単にいまの会社が嫌だと感じているのか
  • いまの会社では自分の本当にやりたいことができないのか
  • 生活面でよりよい待遇を求めているのか

あなたがどんな価値観を大切にしていきたいかによって、創造したい未来のイメージは、変わってくるはずです。

冷静に考えてみると、人生で迷うタイミングというのは、それほど多くありません。

現状、目の前にある選択肢で本当に満足できるのであればそれで構わないのです。

ですがそうでないときは、自分が本当に満足できる選択肢を自ら創造することを検討してみましょう。

3) 情報をゲットする

人生で迷っていることに対して、なんとなくの勘や思い込みで決めてしまうのは、危険です。

きちんと情報をゲットすることを考えましょう。

一般的なことがらであれば、本屋へ行ったり、図書館で調べたりすることができるでしょう。

例えば図書館によっては、「調べもの相談」に乗ってくれるところもあります。

特定のことがらであれば、経験者に聞いてみたり、ネットで口コミを探してみるのもよいでしょう。

ただし経験者の声や口コミは、偏っていることも結構あり、注意が必要です。

4) 選択肢を評価する

ある程度、情報をゲットすることができたら、そもそもその選択肢で本当にいいのか? について、最後にもう一度、考えてみましょう。

例えばあなたが、「転職すべきかどうか?」で迷っているとします。

このとき、「転職しない/転職する」という単純な二択だけではなく、「思い切ってフリーランスになる」といった別の選択肢も検討してみるとよいでしょう。

5) 決める

最後に、ここまでの内容をふまえて実際に決断をしていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

人生で迷ったときに決断するポイントは、

  • 自分が本当に納得のいく選択肢を創造することを考える

ということです。

そのためには、あなたが大切にしたい価値観をはっきりさせて、創造したい未来をイメージしてみましょう。

この記事があなたの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

宇田川 雄士

頭とこころの整理法の考案者。
  
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