将来が不安で仕方ないときこそ不安と向きあうことが大切

「将来が不安で仕方ない…」

そんなときは、まずは落ち着く必要があります。

いますぐ簡単にできる方法は、

  • 深呼吸
  • タッピング(つぼトントン)
  • ジャーナリング

などでしょうか。

深呼吸をしているイメージ

とりあえず落ち着けたら、将来の不安について、その正体を見つめてみましょう。

不安と向きあうことは怖いことですよね。

でもそこを超えることで、不安にとらわれすぎないようにもなれるでしょう。

もしかしたら、その不安にもメリットがあるかもしれません。

不安は、あなたに危険が迫っていることを知らせてくれる、センサーのようなものだからです。

私は、小さなことをあれこれと不安に感じてしまうことがよくあります。

もともとの性格がそうなのかもしれません。

そこでこの記事では、そんな私の経験と、さまざまな書籍から得た知見をもとにして、

について、わかりやすくお伝えしたいと思います。

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第1章

将来が不安で仕方ないときの対処法

将来が不安で仕方がないとき、まずやるべきこと。

なんだと思いますか?

「落ち着くこと」です。

不安や焦りを抱えたままで日々を過ごしてしまう。

そうすると、人生の判断を間違えたり、健康に悪影響があったりするからです。

そこでまず、将来が不安で仕方ないときすぐにできる対処法を紹介します。

自分に向きあうイメージ

1-1. 将来が不安で仕方ないときすぐにできる効果的な対処法

不安や焦りといった感情にとりつかれてしまう。

すると呼吸が浅くなり、視野がせまくなります。

そこでまずは、深く呼吸して、視野をひろげてみましょう。

簡単な方法ですが、実際にやってみてください。

深呼吸をして、視野をひろげる。

これだけで、不安な気持ちを解消できることが多いです。

1) 深呼吸で不安を解消する方法

不安に襲われたときこそ、ゆっくりとした呼吸を心がけましょう。

深呼吸をしているイメージ
5秒吸って、10秒で吐くイメージで深呼吸する

具体的には、

  • 5秒で吸って、10秒で吐く

これを、落ち着くまでくり返してください。

通常、2~3回で落ち着けるはずです。

2) 視野を広げることで不安を解消する方法

視野をひろげる運動も効果的です。

視野をひろげるってどういうこと? と思われたかもしれません。

  • 自分の目をゆっくり大きく、ぐるぐると回して、文字どおり自分の視野を広げる運動をする

ことです。

参考:ストレスケアの手順

上の参考動画では、「タッピング」というテクニックも使っています。

50秒くらいから、目をぐるぐると回して視野を広げる運動があります。

不安や焦りを感じて仕方ないとき。

多くの場合、視野が狭くなっています。

動画を参考にして、視野をひろげる運動をしてみてください。

加えて、

  1. 自分の指を、自分の視野のぎりぎりのところにもっていき
  2. 顔を動かさず目だけでそれを追いかける

といった運動も効果的です。

将来が不安で仕方がなくなったときは、まずは「深呼吸」と「視野をひろげる」で冷静さを取りもどしてみましょう

不安について学んでいるイメージ

1-2. 将来の不安を解消するために知っておくと得する方法

ここまで紹介した「深呼吸」と「視野をひろげる運動」。

これらは、緊急時の対処法と考えてください。

そのうえで、将来の不安をきちんと解消することを考えてみましょう。

そのためには、

  • 不安な気持ちを客観的に見つめ、メリットとして活用できないか考えること

が大切です。

1) 不安と向きあう効果的なスキル「ジャーナリング」

不安な気持ちを客観的に見つめる。

そのためには、自分が感じている不安と向きあうことが大切になってきます。

では、自分と向きあうために、どんな方法があるか?

おすすめの方法に、「ジャーナリング」というものがあります。

これは簡単にいえば、自分が感じている不安について書きだすこと。

書きだすことで、不安を客観的に見つめやすくなります。

また、過去のトラウマ体験などからくる不安は、「心のライティング」という手法が効果的です。

下記は、私が心のライティングを実践した体験記事です。

2) 不安と向きあう力をつける「マインドフルネス」

不安にはメリットもあると言われています。

しかし、不安をメリットとして活かすためには、不安と向きあうことが必要になります。

不安という感情のメカニズム

  • 不安は、あなたにとって、危険を察知するセンサーとしての役目を果たす
  • そのため、実際には起こりえないようなことに対しても敏感に反応する

不安をかき立てることで、「安全かどうか」をあなたに確認させようとする。

これが、不安という感情の基本的なメカニズムです。

だからこそ不安と向きあうことが大切なのですが、正直、あまり気分のよいものではありませんよね。

そんなときは、マインドフルネスがおすすめです。

マインドフルネスを習慣づけることで、日々の不安感を減らすことができるでしょう。

3) 不安にはメリットもあることを知る

不安と向きあうことで、不安の「良い面」を見つけられるかもしれません。

例えば、「試験に合格できるだろうか?」

このような不安を感じているからこそ、勉強がはかどるともいえます。

不安を感じるということは、危険を感じるあなたのセンサーが発動している証拠です。

不安を感じたときは、その不安の原因について詳しく知ることができれば、安全で慎重な行動がしやすくなる。

そんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、将来の健康に対する不安を感じたからこそ、禁煙できる。

このように不安な気持ちを利用することも可能だからです。

4) 自分らしい生きかたを実現する

ここまで、「不安」というものにフォーカスしていろいろな方法を見てきました。

しかし、不安について考えるほど、余計に不安になってしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、自分らしい生きかたについて考えてみましょう。

これは個人的な考えなのですが、自分らしい生きかたを見つけ、実現する。

自分らしさを肯定する。

こういたことができると、自然と不安は減っていくのではないでしょうか?

将来の不安を解消しようとしているイメージ

1-3. 将来の不安を解消する方法

次に、将来の不安を解消する具体的な手順を紹介します。

現在、「将来が不安で仕方がない」といった不安にとりつかれている状態のときは、この記事のはじめに書いた「深呼吸」や「視野をひろげる」といったテクニックを活用してください

不安を解消する方法。

これは実は、シンプルです。

  1. 不安について書きだして、具体的なものとそうでないものを区別する
  2. 具体的な悩みには、問題解決を心がける
  3. 漠然とした不安は、目標達成を心がける

順番に解説していきます。

1) 将来の不安を見きわめる

まずは、将来の不安を見きわめてみましょう。

  1. 将来の不安について書きだす
  2. 具体的な不安なのか、そうでないのか? を区別する

ここで、

  1. 具体的な不安には、原因を解明して、解決を心がける
  2. 漠然とした不安は、目標を設定して、達成を心がける

例えば、下記のような感じです。

Q
自分の健康について「具体的な問題」を抱えている
A

病院に行って検査してもらう(問題解決)

Q
自分の健康について「漠然とした不安」がある
A

適度な運動など、健康面を充実させる活動をする(目標達成)

Q
仕事が続かなくて困っている(具体的な悩み)
A

まずは具体的に仕事について相談に乗ってくれるところを探す(問題解決)

Q
結婚できないのではないかと不安(漠然とした不安)
A

自分がより魅力的になれるような努力をする。例えばダイエットや趣味を楽しむ、教養をつけるなど(目標達成)

2) 将来が不安で仕方ないけれどその内容が漠然としているとき

将来のことは、誰にもわかりません。

そのためどうしても、漠然とした不安になりがちです。

そこで漠然とした将来の不安に対処するための活動について、いくつか具体的な例をあげておきます。

健康(身体と心の健康)
  • 栄養・食事への意識を高める
  • 定期的な運動をする
  • 趣味や社会活動に参加する
お金
  • スキルアップのための学び直し
  • 副業や複業の検討する
  • 定年後の仕事の準備をする
人間関係
  • 地域活動やボランティアへの参加
  • 趣味活動を楽しむ
  • 利害関係のない友人との交友を深める

このように、不安を仕分けして、問題解決や目標達成を設定する。

これによって、不安をメリット化することもできます。

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生活の不安に対処しているイメージ
生活の不安に対処しているイメージ
第2章

世の中の人が「将来、不安に感じていること」とは?

将来が不安で仕方ないとき。

そんなときこそ、その不安と向きあうことが大切です。

第1章でも見てきたように、不安と向きあうことで、不安を解消したり、不安をメリットとして活かしたりできるからです。

例えば、昔に比べて生活は豊かになったはずなのに、不安な人が増えている。

このように、将来の不安を俯瞰するために、社会的な視点から不安の原因を探ってみましょう。

不安げな女性のイメージ

2-1. 生活は豊かになったのに不安な人が増えている

日常生活で悩みや不安を感じている人は、どれくらいいると思いますか?

令和元年6月の世論調査を見てみましょう。

なんと、60%以上の人が、生活に関する悩みや不安を感じているそうです。

日常生活での悩みや不安

国民生活に関する世論調査(令和元年6月)

青:不安を感じている人の割合

緑:不安を感じていない人の割合

悩みや不安を感じている人と、そうでない人の推移もみてみましょう。

日常生活での悩みや不安(時系列)

昭和56年(1981年)~令和元年(2019年)

青:不安を感じている人の割合

緑:不安を感じていない人の割合

昭和56年(1981年)~令和元年(2019年)の期間で、悩みや不安を感じている人(青)と、そうでない人(緑)をグラフ化してみました。

約30年前にくらべて、生活は豊かで便利になったはずなのに、悩みや不安を感じている人は増えていることがわかります。

不安のイメージ

2-2. 具体的に不安に感じることは「健康・お金・人間関係」

ではもっと具体的に、どんなことに悩みや不安を感じているか? をみてみましょう。

こちらのページの「悩みや不安の内容」から上位7つを紹介します。

悩みや不安の内容

  1. 老後の生活設計
  2. 自分の健康
  3. 家族の健康
  4. 今後の収入の見通し
  5. 家族の生活上の問題
  6. 勤務先での仕事や人間関係
  7. 家族・親族間の人間関係

これらをまとめますと、健康・お金・人間関係の不安といいかえることができるでしょう。

もちろん、例外もあるでしょう。

ですが、私たちが、将来が不安で仕方ないと感じるとき、その原因は主にこの3つの分野にある、と考えることができるのではないでしょうか。

2-3. 20代の将来の不安をみてみると

さらに、20代の将来の不安についてみてみましょう。

こちらのアンケートでは、20代が抱える将来の不安について紹介されています。

20代が抱える将来の不安

  1. お金
  2. 仕事
  3. 結婚

20代では、3位に結婚についての不安があがってきています。

ここからは予測になりますが、「将来、結婚できるかどうかの不安」は、20代後半、30代前半まででさらに高まってくるのではないでしょうか?

また年代が高くなるにつれて、健康に対する不安、老後の生活設計に対する将来の不安が高まってくると予測されます。

2-4. 将来の不安に備えるための人生設計

この章では、人々がどんなことに不安を感じているか? についてみてきました。

  • 生活は豊かで便利になったけど不安な人が増えている
  • 健康やお金、人間関係といった分野で不安を感じる人が多い
  • 年代ごとに不安に感じることに違いがある

将来の不安に備えるためには、人生設計について知っておくと役立つでしょう。

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将来の生活の不安に対処しているイメージ
将来の生活の不安に対処しているイメージ
第3章

将来が不安で仕方ないと感じるのはなぜ?

第3章では、なぜ、将来が不安で仕方ないと感じるのか? について見ていきましょう。

それは、下記の3つの理由からではないでしょうか?

  1. 生きていくうえでの自己責任が増え、人生上のリスクも高まってきている
  2. もともと不安を感じやすい性格
  3. 人生のうちには、不安を感じやすいタイミングがある

不安を感じる理由を知ることで、余計な不安を減らすことができます。

ひとつひとつ、わかりやすく解説していきましょう。

不安を感じる理由1. リスクが高まったことで将来への不安が増えた

私たちは、生活していくうえでのリスクが高まってきています。

リスクとは、

  • 発生してほしくないことが、どれくらいの確率で起こるのか?
  • そしてそれが発生すると、どれくらいひどいことになるのか?

ということだと考えてください。

例えば、

発生してほしくないこと結婚(したいのに)できない
どれくらいの確率で起こる?自分の年齢があがるごとにその確立は高くなる傾向にある
どれくらいひどいことになる?孤独で寂しい人生を送ることになる

私たちはひとことで、「それはリスクが大きい」などといいますよね。

実はその中身は、このように3つの要素に分解して考えることができるのです。

では、なぜリスクが高まると将来が不安で仕方なくなってしまうのでしょうか?

1) 私たちは個人でリスクに対処しなくてはいけなくなった

近代化以降、私たちの生活は便利になりました。

自由度が増し、選択肢が増えたのです。

しかし自由度が増したことにより、選択することが「自己責任」となってしまいました。

女性は、結婚して子どもを二人くらい産んで、専業主婦として家事と子育てをする。

男性は、安定した企業に就職し、終身雇用制のもと定年まで働き、引退後は年金生活をする。

私たちの親、またはその上くらいの世代の人たちは、このようなモデルのなかで生活してきました。

選択肢が限られている代わりに、家族や会社が個人的なリスクを背負ってくれていたともいえます。

2) 家族も会社もリスクとなる可能性

しかし現代では、家族や会社がリスクとなり得る時代になってしまいました。

家族の間の結びつきは希薄となりました。

家庭内暴力(DV)虐待も増えています。

「自由恋愛」や「結婚しない自由」という選択肢が増えました。

それはそれで良い面もあるかもしれません。

しかし同時に、「結婚できないリスク」が高まってきている、ともいえます。

仕事面でも、リスクは高まりつつあります。

例えば、現在の会社の平均寿命は約24年です。

反対に、私たちの定年は70歳、75歳くらいまで延長されつつあります。

誰もが倒産や転職を経験し、さらにそれに対して、個人で対処しなくてはいけない可能性が高まってきているのです。

3) 個人でリスクに対処する時代に

もちろん誰もが、このようなリスクにさらされるわけではありません。

ですから将来に対して、必要以上に不安を感じる必要はありません。

しかしひとつの傾向として、これからは「リスクの個人化」が進んでいくでしょう。

個人でリスクに対処しなくてはいけない必要性が高まっているのです。

モノが増え、便利になったはずの現代。

ですが、私たちの将来の不安は消えません。

これはひとつには、このようなリスクの個人化が進んでいることが原因。

そんな風にいえるかもしれません。

4) 将来の生活の不安に対処するために人生のセーフティネットを構築する

もともと心配性の方などは、ちょっとしたことで「将来が不安で仕方ない」と感じてしまうこともあるでしょう。

そんな将来の不安に対処していくにはどうすればいいか?

一般的に、セーフティネットには3種類あるといわれています。

このセーフティネットを、自分で構築する必要があるかもしれません。

  1. 自助:自分で稼ぐ、自分で蓄える、自分で守る
  2. 共助:地域社会や趣味活動、ボランティアや友人などとの「つながり」を通してお互いを助けあう
  3. 公助:社会保障や公的な制度を活用する

人生では、個人では対処できないリスクに遭遇する可能性もあります。

そんなときに、「共助」、「公助」が必要になってくることでしょう。

そして、将来が不安で仕方ないという状況に陥りにくくするために、3つのセーフティネットを意識しつつ、できることからはじめてみましょう。

例えば、

  • 何かあっても自分で稼げるように、自分の得意や強みを見きわめてスキルアップを心がける
  • 収支をきちんと管理して貯蓄をする
  • 地域のボランティア活動などについて調べ、できるなら取り組んでみる
  • 心から楽しめる趣味を見つけ、趣味の友だちをつくる
  • 社会保障や公的制度について調べ、有効活用する

などです。

5) 自分らしくおだやかに過ごすための「自分整理術」とは

不安を解消するために、個人的におすすめする方法は、自分整理術です。

私自身、心が揺れ動くことが多く、そこで「頭とこころの整理法」という自分整理術を考案しました。

ぜひ参考にしてみてください。

不安を感じる理由2. そもそも不安を感じやすい性格

次に、もう少し個人的なところをみてみましょう。

例えば同じ状況にあっても、「将来が不安で仕方がない」と感じる人と、そうでない人がいます。

1) 個人の性格

不安を感じやすい人とそうでない人の違いのひとつは「性格の違い」として考えることができます。

自分の性格を診断するためには、下記のテストを試してみてください。

特に「神経質傾向」のレベルが高い人は、さまざまなことに不安を感じやすい傾向にあるといえます。

2) 過去の経験

過去の経験が、現在や将来の生活の不安をひきおこすこともあるでしょう。

例えば子どもの頃、犬にお尻をかまれて痛い思いをした。

大人になってもそのときの経験を覚えていて、散歩中の犬をみただけで、また噛まれるのではないかと不安になってしまう。

このように、過去の経験の影響を受けて、ある特定のできごとに不安を感じている可能性もあるでしょう。

不安を感じやすい自分を変えるためには、下記の記事が役立ちます。

将来の方向性のイメージ

不安を感じる理由3. 将来に不安を感じるタイミングがある

人生の特定の時期において不安を感じることもあります。

例えば、

  • 就職したばかりでまだ仕事がよくわからないとき
  • 先の新型コロナウイルスによる自粛期間などの社会不安が増大しているとき
  • はじめての子どもが生まれるとき

このような人生が大きく変化するタイミングでは、将来のことを考える機会も増えますが、不安定な時期だけに不安感も高まるといえます。

将来の不安とともに、人生に迷いやすいタイミングともいえるでしょう。

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まとめ

この記事では、「不安」というものについて深く掘り下げ、将来の不安に対処する方法を紹介してきました。

不安を感じることそれ自体は決して悪いことではありません。

不安は、あなたに危険が迫っていることを教えてくれる、センサーのようなものです。

不安センサーが発動した原因をつきとめることで、不安を解消したり、メリットとして活用できるようになります。

参考書籍

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この記事を書いた人

宇田川 雄士

あなたの人生におだやかな悟りと成功をもたらす整理法「頭とこころの整理法(EJ)」の考案者です。
 
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