「仕事がつらい。そもそも自分に向いている仕事ってあるのか?」

私は15年前に会社を辞めてしまいました。

組織のなかで働くことに苦痛を感じていたのです。

HSP の傾向があり、神経質で繊細すぎる気質が、集団生活に向かなかったのかもしれません。

それから自分で仕事をするために、試行錯誤してきました。

HSP は、天職を自分で創ることで、その繊細さを強みにできる

これが、私の体験に基づく実感です。

1. HSP とは

HSP とは、Highly Sensitive Person の略で、「とても繊細な人」という意味です。

  • 他人の表情の微妙な変化
  • 空調などのかすかな音や空気の変化

HSP は、このような微妙な変化によく気がつきます。

あなたはどうですか?

仕事では

  • 職場での人付き合いが苦手
  • 静かな環境で働きたい
  • 他人の顔色が気になりすぎて自己主張が苦手

こんな風に感じている場合は、もしかしたら HSP かもしれません。

HSP とは、心理学者であるエレイン・アーロンが1990年代に提唱した言葉です。

朝の花のイメージ

1-1. HSP かどうかを診断するには?

自分が HSP かどうか、どうやって診断すればいいでしょうか?

公式サイトの「Are You Highly Sensitive?」をチェックしてみてください。

もしもあなたが、このテストで高得点をとってしまったら?

まずは、あなた自身の HSP 傾向に向き合うことを考えてみましょう。

あなた自身の自分の特徴を理解すれば、楽に過ごせるようになるはずです。

1-2. HSP 以外のあなたの特徴も大切

私が天職を創るときに気づいたことは、自分の特徴のすべてを HSP という言葉で語れるわけではない、ということ。

HSP 以外のあなたの特徴のイメージ
あなたのすべてが HSP というわけではありません
  • 左側:HSP の傾向が少しだけあるという人
  • 右側:高レベルの HSP という人

これはあくまでもイメージです。

しかしひとことで「HSP」といっても、色々な人がいらっしゃいます。

HSP 以外の特徴も、人によって違います。

このようなイメージをもっておけば、いわゆる「HSP グレーゾーン」の人も自分の特徴を活かして、天職について考えることができるのではないでしょうか?

HSP が天職を探してさまよっているイメージ

2. HSP にとっての天職ってどんな仕事?

HSP は、仕事で苦労することが多いのだとか。

私が HSP についてのセミナーで取り上げるさまざまなテーマの中でも、「天職を見つけること」「生計を立てること」そして「職場でうまくやっていくこと」は、多くの HSP にとっていちばん切実な問題であるようだ。

「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」

HSP は、

  • 意味や意義を見いだすことのできない長時間労働
  • ストレス
  • 刺激の強い職場環境

が苦手です。

2-1. HSP に向いている仕事は?

では、どんな仕事が HSP に向いているでしょうか?

HSP に向いている仕事は、人と関わりあうことが少なくて、自分で完結できる仕事です。

職種でいえば、

家具職人 / ペット美容師/心理療法士/牧師/重機オペレーター/農業/ライター/編集者/ アーチスト/レントゲン技師/カウンセラー/ウェブデザイナー/プログラマー/漫画家/セラピスト

などでしょうか。

同時に、職場環境も大切になってきます。

2-2. HSP には職場環境も大切

HSP にとって、なぜ職場環境も大切なのでしょうか?

  • HSP は全体からみれば少数派(15%〜20%)なので、普通の職場環境やコミュニケーションでさえ、刺激が強すぎて辛く感じることがある

からです。

HSP ではない人に悪気がある、というわけではありません。

しかし、自分が HSP であることに気づいていない HSP は、少数派であるために、自分を卑下したり、自信を失ってしまいがちです。

HSP は、自分で自分についての理解を深め、日々の生活や職場環境における対策が必要になると思います。

2-3. HSP の天職の条件は、職種・職場環境・働く意義

ここまでの内容を踏まえて、HSP にとっての天職の条件をまとめてみましょう。

  1. ひとりで完結できるような仕事
  2. 静かな職場環境と配慮された人間関係
  3. やりがいの感じられる仕事

もちろん、きちんと生活していける収入も忘れてはいけませんね。

HSP として天職を「創る」ってどういうこと?

例えば、フリーランスのウェブデザイナー。

私も経験ありますが、これは HSP の天職といえるでしょう。

HSP にとっては天職とは、誰かが用意してくれた仕事を見つけるのではなく、自分で創りあげていくもの。

そんな考えかたが大切になってきます。

HSP が天職を創るとは、

  • 自分を知り、その特徴や適正にあわせていくように、職種や環境を最適化していくこと

これはもちろん、お勤めの仕事でも構いません。

ここでは「例えば」の話として、自分で自分の仕事をする「自営業」がどんな風におすすめなのか?

私の実体験をもとに、ご紹介します。

天職を見つけて喜んでいるイメージ

3. HSP は天職を見つけるより創造することを考えよう

私が自分自身の体験から、HSP の天職として自営業をすすめる理由を紹介します。

3-1. フリーランスや自営業は、HSP 向きの仕事

ひとつめの理由は、HSP の提唱者であるアーロン自体が「自営業は HSP 向きの仕事」と書いていることです。

自営業(あるいは、大きな組織の中で、完全に自主性を持つこと)は HSP 向きの仕事のスタイルだろう。自分で時間や刺激、つきあう人をコントロールできるからだ。

「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。」

自分で働く時間や刺激、つきあう人をコントロールすること。

自分で完結できる仕事を、自分で決めた環境でやる、ということです。

3-2. 個人でもノーリスクで起業できるようになってきている

自営業をはじめるには、起業しなくてはいけません。

人生を賭けた一大事ともいえます。

しかし時代は変わり、副業や複業も認められつつあります。

インターネットを活用し、リスクなく起業することも可能になりました。

簡単にいえば、自分の得意なことや好きなことで収入を得る道は、以前にくらべて確実に開けてきているといえるのです。

3-3. HSP 的な仕事スタイルでも、理解を得られるようになってきている

HSP にとってありがたい「引きこもり起業」でも変に思われることが少なくなってきました。

私が独立した頃は、「電話対応はしません」というと、クライアントに変な顔をされたものです。

でも、HSP にとって電話は疲れますよね。

いまでは、「フリーランスですが問い合わせはメールのみ」という人はたくさんいらっしゃいます。

ですからいまは、HSP にとってはやりやすい時代になってきている、といえます。

3-4. 好きなことで起業する人が増えてきている

実は最近は、「好きなことを自分でやる」というスタンスで起業している人が、増えつつあります。

簡単にいうと

  • 自分の好きなことを自分でやる
  • 自由に仕事がしたい

という理由で起業した人のことをいいます。

実はこういう人たちって、起業後の売上目標の達成率もまずまずで、仕事に対する満足度も高いのだとか。

「好きなことを仕事にする」というコンセプトは、エレイン・アーロンのいう「HSP の天職」と近い部分がある、ともいえるでしょう。

3-5. 死ぬまで働く時代になる?

少子高齢化の影響もあって、私たちの働きかたは変化してきています。

このまま寿命がのびていけば、70代、80代でも働くようになるでしょう。

あなたには、そのときの備えはありますか?

  • 自分の趣味や興味のあることを掘り下げたり
  • 学び直しをしたり
  • スキルを身につけたり

良いか悪いか? は別にして、このままだと「働くために起業するしかない」という人も増えてくると考えています。

  • 「死ぬまで働かなくてはいけない」から「死ぬまで働きたい」へ

このような発想の転換が必要ではないでしょうか?

まさにこの「死ぬまで働きたい」と思うことのできる天職は、他人から与えられるものではなく、自分で創るべきものではないでしょうか?

創造のイメージ

まとめ:自分に合う仕事が見つからない HSP が天職を創造すべき5つの理由

「天職とは、その辺にあるものを見つけるんじゃない。自分で創造するからこそ、天職なんだ」

私はそう思っています。

このときこそ、HSP の特徴である

  • 深く考える力
  • 創造力
  • 失敗を避ける慎重さ

が、強みとして活きるのではないでしょうか?

起業は簡単ではありませんので、誰にでもおすすめするわけではありません。

大切なことは、いきなり会社を辞めたりしないこと。

セーフティネットが機能している状態で、まずはちいさくチャレンジしてみることでしょうか。

質問やご相談があればお気軽にお寄せください。

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