HSP 的な傾向があるせいか、ささいな刺激がストレス化して、ついイライラしてしまう。

イライラしてしまう自分に悩んでいたのです。

あなたはどうですか?

イライラを正当化しても、状況が改善されるわけではありません。

それに「イライラしてしまう自分自身」も嫌ですよね?

この記事では、そんな私が経験から学んだ

  • HSP のイライラの原因とその対処法

について、わかりやすく紹介したいと思います。

あなたは大丈夫? HSP でイライラする人しない人

まずは、HSP とイライラの関係について知っておきましょう。

HSP には、繊細な刺激に敏感に反応してしまう、という特徴があります。

これをもう少し具体的にいうと

  • HSP は神経が興奮しやすく冷めにくい

つまり、

  • HSP はイライラしやすく、イライラがおさまりにくい

ともいえます。

HSP がイライラしないように気をつけているイメージ

HSP だってイライラすることがある

では、HSP なら誰でもがイライラするのでしょうか?

実は、そういうわけではありません。

すべての刺激がストレスになるわけではありませんし、その反応も人によって違うからです。

HSP に限らないのですが、ストレスを感じたときに

  • 他人と距離をおいて殻に閉じこもる
  • 周囲に不安やイライラをぶつける

タイプの人がいます。

どちらにも当てはまらず、ストレスと上手に付きあえるタイプの人もいます。

あなたはどっち?

  • 他人と距離をおいて殻に閉じこもるタイプ?
  • 周囲に不安やイライラをぶつけるタイプ?

あなたはどうですか?

自分を振りかえってみて、不安やイライラを周りの人にぶつけてしまう傾向がありますか?

その場合は、これからその対処法をお伝えしていきますね。

HSP が怒らなくてはいけない場面のイメージ

HSP だって怒らなくちゃいけない場面もある?

ただしここで注意したいのは、

  • 怒ることは必ずしも悪いことではない

ということ。

なぜなら人には、怒らなくちゃいけない場面もあるからです。

例えば、

「自分の子どもが知らない人に乱暴されそうになった!」

こんなときは、その相手に対して怒る必要がありますよね?

だから、怒りという感情それ自体は、悪いものではないのです。

ちょっと分けて考えてみましょう。

怒りには

  • 機能的な怒り
  • 非機能的な怒り

があります。

(1) 機能的な怒りとは

機能的な怒りとは、コントロールされた怒りでもあり、コミュニケーションの手段でもあります。

  • 相手のやる気をひきだす
  • しつけや礼儀を教える

などの面で活用することができます。

ときには強い信頼関係を結ぶきっかけになることも、あるかもしれません。

(2) 非機能的な怒りとは

非機能的な怒りとは、コントロールされない怒りであり、単なる感情のぶつけあいです。

お互いの信頼関係を壊し、傷あとを残します。


ここまでのまとめ

  • HSP でも周囲にイライラをぶつけてしまう人はいる
  • ただし怒ること、イライラすることそれ自体は悪い感情ではない

これを踏まえて、次から「HSP のイライラ対処法」を3つ、具体的に紹介します。

HSP がイライラの原因を分析しているイメージ

HSP のイライラ対処法その1:イライラの原因を分析する

HSP の特長として「ものごとを深く考える」というものがあります。

HSP はものごとを深く考えることが得意です。

その特長を活用し、イライラの原因を分析してみましょう。

イライラしているその場では、ちょっと難しいかもしれません。

そういうときは、あとでやってみましょう。

イライラがどこからきたのか書きだして考えてみよう

「この感情は、なぜでてきたのだろう?」と、考え、紙に書きだしてみましょう。

  • 「このイライラは、嫉妬からくるものだろうか?」
  • 「それともコンプレックスから?」
  • 「それとも不安?」

ここで大切なことは、自分を客観的な目線でみつめるということ。

この作業によって自分を俯瞰できるようになると、さまざまな気づきを得やすくなるんです。

  • 「誤解してイライラしているだけでは?」
  • 「相手にも言い分があるのかも?」
  • 「自分にも悪いところがあったかも?」

実はこうやって原因を分析する作業には、下記のようなメリットがあります。

  • 引いた目線で違った角度からイライラを見つめることができれば、その時点でイライラの質が変化していく
  • その結果、イライラを機能的な方向へ変えていったり、そもそもの解決策を探っていったりすることができる

自分を俯瞰できるようになるには?

イライラの原因を探る。

このような細かいやりかたは、HSP 傾向のある人には向いているといえます。

では、もっと自分を俯瞰できるようになるためには、どんなおすすめの方法があるでしょうか?

小説や映画を観る

実は、たくさんの小説を読んだり、映画を観たりすることが効果的です。

さまざまな感情を代理的に体験することができるからです。

これによって例えば、「いまの私はまるであの小説の主人公みたいじゃないか」などと考えることができるようになります。

このように考えられる時点である程度、俯瞰できているといえるでしょう。

考えていること、感じていることを書きだす

イライラの原因に限らず、あなたが考えていること、感じていることを書きだしていく。

これによって、あなた自身を客観的に見つめるスキルを身につけることができます。

HSP がこまめにリフレッシュしているイメージ

HSP のイライラ対処法その2:疲労はこまめにリフレッシュ

HSP ならではのイライラ対処法として効果的なのが、

  • こまめに休む

ということです。

HSP はすぐに刺激の限界値がきてしまうので、ダムが決壊するように感情があふれでてしまうことがあるからです。

もちろん誰だって、疲れてくると怒りっぽくなることがあります。

しかし特に HSP は、疲れやすい。

HSP のイライラは特に「人疲れ」に注意しよう

そのなかでも「人疲れ」には要注意です。

なぜなら他の刺激と比べても、人疲れはイライラに変化しやすいからです。

例えば私は、自宅では三人の男児に囲まれています。

毎日、動物園にいるような感じです。

そのため疲れてイライラしてしまうことが、昔は結構ありました。

「人疲れ」に気づいてからは、短時間でもこまめに一人になることを心がけ、かなり改善されてきました。

脳疲労をリフレッシュするには「しっかり休息」よりも「こまめに短く」が効果的

脳疲労をリフレッシュするためのちょっとしたコツがあります。

それは、

  • 数時間に一回しっかり休息するよりも、こまめに短く休息すること

このコツは特に HSP だからこそ、イライラを避けるためにも大切ではないでしょうか。

次は、「実際にイライラしてしまったらどうすればいいか?」について説明します。

HSP が水をかける考えをしているイメージ

HSP のイライラ対処法その3:それでもイライラしちゃったときは「水をかける」

イライラしてしまったらどうすればいいか?

HSP はその傾向として、興奮が冷めにくい。

イライラが大爆発してしまったら、その感情をしずめることは、簡単ではありません。

火をつける考え、水をかける考えとは

そんなときは、認知行動療法というものをもとにした

  • 火をつける考えかた
  • 水をかける考えかた

を活用してみましょう。

火をつける考えかたとは

「怒り」を「火」のイメージとしてとらえてみます。

イライラしたとき、脳がはじめにつくり出すのは「火をつける考え」だといわれています。

つまり、イライラという小さな火に薪をくべて、どんどんおおきくしていくようなイメージですね。

  • 「もう絶対ゆるさないぞ」
  • 「もっとひどい目にあえばいいんだ」
  • 「悪いのはそっちだろ」

こんな感じでしょうか。

水をかける考えかたとは

対してイライラという火に水をかけるような考えかたもあります。

  • 「ま、しかたないか」
  • 「とりあえず落ち着こう」
  • 「お互いに悪いところはあるよな」
  • 「あなたのすべてが嫌なわけじゃないけれど」

こんな感じですね。

あなたも経験があるかもしれませんが、火をつける考えというのは、勝手にどんどんおおきくなってしまう。

ですから

  • 積極的に水をかける考えかたをする

これが、実際に起きてしまったイライラを落ち着かせるための、大切なポイントになります。

自分にとっての「水をかける考え」を見つけよう

ただし、水をかける考えかたは、自分で自分にあった言葉を探す必要があります。

私の場合は、どこかちょっとでも水をかけることに成功すると、イライラの火を消しやすくなります。

  • 「でもこういう部分もあるよな」
  • 「この間はこうだったよな」

という感じです。

もしも次にイライラしてしまったときがあったら、それをチャンスと考えてみてください。

そして、あなたにとっての水をかける考えかたを探してみましょう。

HSP がイライラをうまく対処して明るくなったイメージ

まとめ:もうイライラしない! 超実践的「HSP のイライラ3つの対処法」

この記事では、

HSP とイライラの関係と、HSP のイライラ対処法として、

  • イライラの原因を分析する
  • 疲労はこまめにリフレッシュ
  • 水をかける考えをする

について紹介しました。

一概にはいえませんが、周囲に不安やイライラをぶつけるタイプの人というのは、

「もっと自分のことを気づかってほしい」

「もっと自分に愛情をむけてほしい」

という感情の裏返しでイライラをぶつけているのかもしれません。

(ちょっと恥ずかしいのですが、振り返ってみると私にはそういう部分がありました)

そのような場合は、お互いに支え、支えられる関係、安定した愛着関係というものをパートナーと築く努力、工夫をしてみてください。

それによって、HSP の生きづらさが全般的に改善される可能性もあります↓

参考書籍