頭とこころの整理法は、あなたの「頭とこころ」を整理する手法です。
ここで
- 頭とは、あなたの思考・考えていること
- こころとは、あなたの感情・感じていること
と説明をしています。
しかし実際に自分の中で、考えていることと感じていることを区別するのは難しいことでもあります。
森の中のクマと動物園のクマ
例えば、森の中を歩いているときに大きなクマにであったとします。
普通は、恐怖(という感情)を感じることでしょう。
しかしそれが、動物園の檻の前だったらどうでしょうか?
このように、対象は同じでも、そのときに思考していることによって感情は変わります。
逆に、感情によって思考が変わることもあるかもしれません。
この整理法は「面倒くさいからやめた!」もあり
というわけで、
「頭とこころの整理法とは、あなたの思考と感情を整理する方法です」
というような説明をしているのですが、実践するときには、思考と感情を細かく分類したり、厳密に定義したりすることはしません。
なんでわざわざ「頭とこころ」と表現しているのか?
じゃ、なんでわざわざ「頭とこころ」と表現しているのか?
ここで例えば、「思考の整理術」というものがあったと仮定しましょう。
なんとなく、「考えていることを論理的に整理していく」というようなニュアンスを感じませんか?
しかし、頭とこころの整理法の場合は、思考を整理しながらも、「ええい、やっぱ面倒くさいからやめた!」というように感情を優先するのも「全然あり」です。
ただしひとつだけ例外があります。「頭とこころの整理法では、絶対に忘れてはいけないことだけはきちんと実行する」というルールがあります。
あなたの思考だけに頼るのではなく、感情も大切にする。
……そのような意味で、頭とこころの整理法、と名付けてあります。