かなり前のことになりますが、覚えのない「クレジットカードご利用のお知らせ」が届きました。
金額は、13,000円くらい。
驚いた私はあわててカード会社に電話したのですが、いますぐにはわからない、とのこと。
そこであれこれ調べてみたのですが、なんてことはない、一年前に自分で契約した NHK の受信料の年額払いの決済だったのです。
もちろん、NHK の受信料なら自分で契約したので納得できます。
しかし最近は、「30日間の無料体験」後に自動的に決済されてしまう。
そんなサービス、多くないですか?
自己の責任とはいえ、うっかりお金を払っちゃうのって、なんかちょっと悔しいですよね。
そこで、Evernote を使って無料体験の終了日をうっかり忘れない方法について紹介します。
なおこの方法は、私が考案した「頭とこころの整理法」の手順に則っています。
より詳しくは、頭とこころの整理法についてのページを参考にしてください。
Evernote を使って無料体験の終了日のうっかり忘れを防ぐ
やりかたは、シンプルです。
- Evernote に無料体験の情報を保存する
- 無料体験の終了日に思いだせるように日時を設定(入力)する
基本はこれだけです。
1.Evernote に無料体験の情報を保存する
無料体験の申し込みをすると、通常は「申し込み完了メール」が届きます。
または、無料体験の申し込み完了ページが表示されます。

そのどちらかを Evernote に保存しましょう。
Evernote に保存するためには、Evernote Web クリッパーを使うと簡単です。
1-1.ウェブブラウザで Gmail を使っている場合
Google Chrome などのウェブブラウザで Gmail を利用している場合は、無料体験の申し込み完了メールをクリッパーで Evernote に保存することができます。


これで Evernote にメールが保存されるはずです。
1-2.ウェブページを保存する場合
Gmail を使っていない場合でも、申し込み完了ページを保存しておけば問題ありません。
同じように、Evernote Web クリッパーをクリックするだけです。
1-3.有料プランの場合は受信メールを Evernote に転送できる
Evernote では、アカウント作成時に個別の Evernote 宛てのメールアドレスを発行してくれます。
この機能は有料プランのみとなりますが、受信したメールを Evernote 宛てのアドレスに転送することで、Evernote にメールを保存することができます。
2.無料体験の終了日の数日前に思いだせるように設定しておく
保存したノートは、Evernote の中の「継続検討中のサービス」というノートブックに保存しています。
これは頭とこころの整理法では「継続検討中のサービス」というプロジェクトに該当します。
あとは、無料体験の終了日の数日前に思いだせるように日時を設定しておきます。

この図の場合は、お試し期間が2020年8月6日までですので、2020年8月5日に楽天マガジンを継続するかどうかを検討しています。
ノート名:200805 確認する 楽天マガジンの継続について@楽天マガジン:お申し込みの確認
ノートブック(プロジェクト)名:継続検討中のサービス
としています。
あとはその日がきたら(この場合は 2020年8月5日)、有料で継続するか、解約するかを決めればよいだけです。
もし辞める場合は、このタスク(ノート)は終了となります。
ノート名の先頭に「R: 」をつけてレファレンスとして処理をします。(このあたりの詳細は「頭とこころの整理法」を参照してください)

このときに、上記の赤い下線の部分のように「なんで継続しなかったのか」という判断の理由をメモしておくことをおすすめします。
自分自身の判断の仕方を客観的に見つめられるようになるからです。
なんで Evernote を利用するのか
Evernote を活用する理由は、状況の変化に柔軟に対応できるからです。
例えば、楽天マガジンを30日間無料でお試ししてみた。
うーんどうしよう。一ヶ月くらいは有料で試してみようかな?
と考えたとします。
その場合は、先ほど保存した Evernote のノートに「まあまあよかったのでとりあえず一ヶ月だけ延長してみる」などと記入します。
そして思い出す日を一ヶ月先に再設定します。

その日がきたら、改めて継続するかどうかを検討しましょう。
もちろん30日間のお試し体験をしてみて、このままずっと継続してもよいなと思う場合は、このような「あとでもう一度、検討する」という処理は必要ありません。
このように Evernote を活用すれば、自分が思考や感情の記録をメモとして残すことができます。
それによって
- 単純な To Do リストに比べて柔軟に対応することができる
- 思考や感情の記録を客観的に見つめることができるようになり、頭の中が整理される
- よりよい判断や決断ができるようになる
このような効果を期待することができます。