本当に自分が好きでやりがいを感じられる仕事ってなんだろう

「働く意味がわからない」

そんなとき、どうすればいいでしょうか?

実は私も、働く意味がわからなくなったことがあります。

結局、会社を辞めて独立をしました。

そんな私が個人的におすすめする、働く意味がわからなくなったときの対処法

  • 自分で稼ぐ体験をする

です。

といっても、「実際やるににはちょっとハードル高い」、と感じるかもしれません。

そこでこの記事では、

について、その意味や方法などをわかりやすくお伝えします。

もちろんそれだけでなく、

についても、私の体験などをもとにお伝えしていきましょう。

第1章

働く意味がわからない理由とは

働く意味がなくなったときこそ、自分で稼ぐ体験をする。

なぜか?

ポイントは2つ:

  1. フロー
  2. ワークライフバランス

順番に説明します。

1. フロー

フローとは、心理学者チクセントミハイが提唱した概念です。

ごく簡単にいうと「何かに夢中になっている状態、熱中している状態のこと」です。

2. ワークライフバランス

ワークライフバランスとは、文字どおり、仕事と生活のバランスのことをいいます。

仕事とは、あなたの生活を支えてくれるもの。

ですが、仕事ばかりでは、充実した人生が送れなくなってしまうので、趣味や人間関係などとのバランスが大切になってきます。

これを「ワークライフバランス」いいます。

人生100年時代の「幸せ戦略」: 全国2万人調査からみえる多様なライフデザイン

働く意味がわからなくなる理由

仕事の中で、フロー体験が少ない。

仕事と生活のバランス(ワークライフバランス)がうまくとれていない。

これは、自分が熱中できない、やりがいのない仕事を生活を犠牲にして続けているわけです。

こういう状態が続けば、働く意味がわからなくなるのも、ある意味では当たり前かもしれません。

働く意味がわからないときのおすすめの対処法は、自分で稼ぐ経験をすること

逆に考えてみましょう。

  • ワークライフバランスがとれて、自分が夢中にもなれる仕事をする

このような仕事に取り組むことができれば、自分なりの仕事の意味を見出せるのではないでしょうか。

それがはじめにお伝えした「自分で稼ぐ」ということです。

現実的には、副業などリスクの少ない方法で、自分で稼ぐ体験をしてみることがおすすめです。

例えば最近では、クラウドワークスランサーズ といったスキルシェア系のサービスに登録することで、すぐに副業をはじめることができます。

また、minneEtsy では、オリジナルの作品を販売することもできます。

下記に、いますぐ副業がはじめられるサービスを12個、まとめてみました。

オンライン販売・フリマ系

自作のオリジナル作品や中古品などを販売できるサービスです。

01. minne

02. Etsy

03. メルカリ

04. STORES.jp

05. Creema

スキルシェアサービス系

自身のスキルや経験などをいますぐ提供することができるサービスです。スキルシェアサービスにはさまざまな種類があり、多くは無料ではじめることができます。

06. ストアカ

07. タイムチケット

08. ココナラ

09. クラウドワークス

10. ランサーズ

11. タスカジ

12. OurPhoto

より詳しくは、下記の記事を参考にしてみてください。

もっと手っとりばやく働く意味を見つけたい! そんなときはどうすればいい?

上記のようなサービスを活用すれば、ほとんどリスクなく副業に挑戦できます。

実際にお金を稼げるかどうか?

これはまた別問題ですが、働く意味がわからないときこそ、ひとつの経験として得るところがあると思います。

「自分で稼ぐ体験をするなんて、自分にはちょっとハードルが高いかも」

確かにそうですよね。

副業が禁止されている職場もあるでしょう。

じゃあ、どうすればいいか?

そこで第2章では、働く意味がわからなくなったときの効果的な考えかたについて、わかりやすくお伝えしていきましょう。

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第2章

働く意味がわからなくなったときの効果的な考えかた

働く意味がわからなくなったとき、どんな風に考えればいいでしょうか?

この第2章では、

  1. 働くとはどういうことか?
  2. 仕事の内容
  3. 職場の人間関係

の3つのポイントから、働く意味がわからなくなったときの効果的な考えかたについて解説していきます。

2-1. 働く意味がわからないときこそ、あなたの仕事が誰の役に立っているかを考えてみよう

「働く」とはどういうことか?

働く意味がわからないときこそ、「働くとは何か?」ついて考えてみましょう。

といっても、ここではわかりやすく、「働く=誰かの役に立つこと」と考えてみてください。

いま、あなたがしている仕事。

それは誰の、どんな役に立っていますか?

ここがわからなくなると、働く意味もわからなくなります。

まさに私が、そうでした。

誰の、何のために働いているのか?

これがわからなくなってしまったんです。

あなたはどうですか?

「自分のためだけに働けばいい」

こういった考えかたもあるかもしれません。

しかしやはり、誰かの役に立っているという実感がないと、働く意味も見失いがちです。

また例えば、大きな会社で社内的な業務に携わっている場合など、「誰かの役に立てている」という実感も得られにくいかもしれません。

この機会に一度、自分のことを振り返ってみましょう。

仕事には「つながり」のようなものがあります。

あなたがしている仕事が限定的なものであったとしても、間接的には誰かの、何かの役に立っていることがほとんどです。

「自分の仕事は誰の、どんな役に立っているのか?」

働く意味がわからなくなったときこそ、このことについて考えてみましょう。

2-2. 働く意味がわからないときこそ、仕事の内容が自分にあっているか考えてみよう

仕事の内容が自分にあったものじゃないと、働く意味も見失いがちになります。

仕事の内容とは、あなたが携わっている業務・作業のことだけではありません。

能力面や給料面からも考えてみましょう。

1) 仕事の内容

仕事の内容について考えてみてほしいのは、「自分らしさ」というキーワード。

自分らしく働ける仕事であれば、好きになれる可能性も高いからです。

また、もともと得意な可能性も高いでしょう。

そしてそういう仕事であれば、働く意味がわからなくなることも、少ないはずです。

では、「自分らしさ」とは何か?

ここではごく簡単に、「あなたが思わずやってしまうこと」と考えてみてください。

あなたが思わずやってしまうこと。

例えば、ついつい片付けをしてしまう。

ついつい負けず嫌いになってしまう。

これは、細かいでもかまいません。

というよりもむしろ、他人には理解できないような細かいことのほうが、より「自分らしさ」を表現していることがあります。

2) 能力

自分の能力と、仕事で求められる能力が見合っているかどうか?

あまりにも簡単すぎたり、肩の荷が重すぎたり。

こういった場合も、働く意味を見失いがちです。

3) 待遇(お金)

働いて得られるお金のことも、大切です。

少なすぎるのも困りますが、「働く意味」という観点からいうと、多すぎてもよくない場合があるようです。

自分らしく働けているか?

能力は見合ったものか?

待遇(得られるお金)は見合ったものか?

働く意味がわからないときは、この3つの観点から、自分が求めているものと実際の差について考えてみるとよいでしょう。

2-3. 働く意味がわからないときこそ、職場の人間関係について考えてみよう

最後は、人間関係です。

なんとなく想像つくかもしれません。

人間関係が悪いと、どんな仕事も続けることは難しいです。

そのような職場で働く意味を見いだすことも、難しくなるでしょう。

職場での人間関係は、「絶対によくなければいけない」というわけではありません。

「仕事をこなすうえで最低限の関係性を築けていればそれでよい」という考えかたもあります。

とはいえ、上司や部下、同僚を自由に選ぶことはできません。

そこでおすすめしたいのが、「あなた自身の性格を客観的に把握してみる」ということ。

性格についての理解を深めることで、人づきあいをよくするヒントが得られるからです。

まとめ

この記事では、「働く意味がわからないとき」というテーマでお伝えしてきました。

第1章では、働く意味がわからないときこそ、自分が本当に好きでやりたかった仕事に挑戦してみよう、ということ。

第2章では、働く意味がわからないときに考えるべきことについて、お伝えしました。

人は通常、40年〜50年もの間、働きつづけることになります。

この長い期間のなかで、ときに「働く意味がわからない」と感じてしまうのも当たり前のことなのかもしれません。

そんなときこそ、無理せず、まずは自分を振り返ってみてください。

そして、よりよい仕事人生を歩みなおすきっかけになれば幸いです。

参考書籍

この記事を書いた人

宇田川 雄士

あなたの人生におだやかな悟りと成功をもたらす整理法「頭とこころの整理法(EJ)」の考案者です。
 
頭とこころの整理法とは?