プロジェクトとはなにか?

頭とこころの整理法では、あなたがあなたの人生において取り組んでいるさまざまな活動のことを「プロジェクト」と呼んでいます。

どんなプロジェクトがあるか?

例えば、家事や育児などの日常的な活動、趣味などの楽しみの活動、やるべき仕事や取得したい資格などへの取り組み、ライフワークなどの長期的な取り組みなど。

日常的な活動にせよ、また例えば「独立開業」というような人生をおおきく変えてしまうかもしれないような活動にせよ、すべてを平等に「プロジェクト」としてあつかいます。

つまり、優先順位や価値観のちがいによって区別をつけるというようなことはしていません。

気になることをプロジェクトという形で管理

頭とこころの整理法では、気になることをプロジェクトという形であつかうということをおこないます。

気になることというのは、通常、下記のふたつにわけることができます。

  • やるべきこと
  • やりたいこと

このように考えてみると、プロジェクトとは、「やるべきプロジェクト」と「やりたいプロジェクト」に大別できるともいえるでしょう。

やるべきプロジェクト

では、やるべきプロジェクトにはどのようなものがあるでしょうか?

気になっていることの解消

気になること。これは例えば「世界情勢が気になる」といったように、必ずしも解決できるわけではありません。

ただし、プロジェクトとしてあつかうことにより、それに向けて行動を起こしていくことは可能であり、それは解決できないまでも、解消させていくことは不可能ではない、と考えます。

抱えている問題の解決

健康上の問題、金銭的な問題、人間関係における問題など。

これらも必ずしも解決できるわけではありませんが、プロジェクト化することにより、解決という方向にベクトルを向けていくことは可能です。

義務としてやるべきこと

人としてやるべきこと、国民としてやるべきこと、組織に所属するものとしてやるべきこと。

いろいろなレベルでやるべきことを、プロジェクトとして管理していきます。

やりたいプロジェクト

つづけて、やりたいプロジェクトについても考えてみましょう。

将来の夢や目標

一般的に考えられるのが、かなえたい将来の夢や、具体的な目標についてではないでしょうか?

趣味、興味のあること

すこし優先度は下がるかもしれませんが、趣味や興味のあることなども、やりたいプロジェクトとして含むことができるでしょう。

やりたいプロジェクトについては、通常、人生における「達成」という分野について考えることが多いと思います。

しかしながら、整理法プラスにおける計画手法「全的アプローチ法」では、得たいもの、成し遂げたいものについて考えるだけでは不十分であり、ともすると、よりよい人生から遠ざかってしいまう可能性もある、と考えます。

この点については、「全的アプローチ法」についてのコーナーで詳しく解説いたします。

死ぬまでつづくプロジェクトもある

そもそもプロジェクトとはどういう意味か?

辞書で調べてみると「計画、企画」または「事業」などという意味になります。

これを踏まえたうえで、頭とこころの整理法におけるプロジェクトについてより詳しく定義するならば、あなたがあなたの人生において「やるべき」または「やりたい」と考えたうえで取り組んでいるさまざまな活動といえるでしょう。

このように考えると、例えばライフワークや家族との関係など、あなたが死ぬまでつづくプロジェクトもあるはずです。

またこれは、人間は、どのようなときでもなんらかのプロジェクトに取りかかっている、と考えることもできます。

プロジェクトという単位であなたの人生を整理

頭とこころの整理法では、すべての活動をプロジェクトという単位で管理していくことをひとつの目標としています。

ここでいう「管理していく」というのは、「取り組んでいく」とか「あつかっていく」というようにとらえてもらっても構いません。

いずれにしましてもこれは、あなたの人生をプロジェクトという単位で整理する、ということ。

これができれば、あなたの人生は、ある一面からみればとてもシンプルなものになるはずです。

そしてこれによって頭とこころが整理された状態でいることができると、状況を俯瞰できるようになります。

それはあたかも瞑想による悟り的な感覚を呼び起こし(つまり単純に心地よい、快適な感覚)、また思考や行動もスムーズになることでしょう。

プロジェクトの構成要素

ではプロジェクトとは具体的に「どんなもの」でできているのでしょうか?

物理的にみれば、それは紙やメモ、ファイルの集まりにすぎません。

しかしその中を詳しくみていくと、おおきく3つの構成要素にわけることができます。

  • 計画
  • 作業
  • 資料

もうすこし詳しくみてみましょう。

プロジェクトに関する「計画」

ここでいう計画とはスケジュールのことではなく、プロジェクトの意味や意義、目的などについて明らかにする作業のことをいいます。

ここまで解説してきたように、頭とこころの整理法では、優先度や重要度の高低にかかわらず、すべてを「プロジェクト」という単位でまとめていきます。

だからこそ、プロジェクトに関する計画によって、その内容について把握していきます。

プロジェクトを達成するための「作業」

通常、プロジェクトには、それを達成するためのいくつかの「作業」が発生します。

例えば「旅行に行く」というプロジェクトを立ちあげたとします。すると、

  • ホテルを調べる
  • ホテルを予約する
  • 持ちものリストをつくる
  • 荷物をまとめる
  • スケジュールを立てる

といったような作業が発生するはず。

作業を実行するための「資料」

そして例えば「ホテルを調べる」という作業が発生したならば、候補となるホテルに関する資料(パンフレットやウェブサイトの URL など)が必要になってきます。

これを「資料」として管理します。

…このように、プロジェクトの構成要素にはおおきく3種類あると考えてください。

「プロジェクトとはなにか?」まとめ

ここまでの内容についてまとめておきましょう。

  • あなたの人生をプロジェクトという単位で管理する。これによりあなたの人生をプロジェクトという単位で整理されたシンプルなものにすることができる
  • すべてをプロジェクトという単位で整理してしまうと、重要なプロジェクトとそうでないプロジェクト、急ぎのプロジェクトとそうでないプロジェクトの区別がつきにくい。そこで「計画」を立てることにより、この区別をおこなう。
  • プロジェクトには、それを達成するためのいくつかの「作業」が発生し、また同時にそのための「資料」が発生することもある。