ここでは、プロジェクトのリストアップについて解説します。

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なぜプロジェクトをリストアップするのか?

そもそも、なぜプロジェクトをリストアップする必要があるのか?

それは、複数のプロジェクトを頭の中だけで処理することはむずかしいからです。

リストアップをしていけば、おそらく誰でもが数十を超えるプロジェクトを同時にあつかうようになるはずです。

が、これらすべてについて頭の中だけで処理しようとするのは、効率的ではありません。

他に、下記のような理由も。

  • リストアップすることによってはじめて気づくことのできるプロジェクトもあり、それがあなたにとって重要な場合もあります。
  • すべてのプロジェクトをリストアップすることができれば、頭の中は整理され、結果としてひとつひとつのプロジェクトにより集中して取り組めるようになります。

では、どのようにプロジェクトをリストアップしていけばよいでしょうか?

プロジェクトをリストアップする方法

下記に、プロジェクトをリストアップするためのいくつかのアイデアを紹介します。

身のまわりからはじめていく

身のまわりの気になることの整理からはじめていきます。

  1. 例えば、「机のうえの整理」など、気になることがあればどんどんプロジェクトとしてリストアップしていきます。
  2. 徐々に、引きだしの中、書棚、クローゼットなどとエリアを広げていき、最終的には住居をすべて確認、その後、心の中・頭の中の気になることへとすすめていきます。

物理的な側面からはじめていくことは、目にみえるのでわかりやすいという利点があり、結果としてその後の「みえない」プロジェクトをリストアップしやすくなります。

なお整理のポイントは、気になるか、気にならないか?ということ。

気になると感じたものは躊躇せずプロジェクトとしてリストアップしておきましょう。

「うわの空」の状態をつくる

システム構築のための時間をつくるでも紹介したように、うわの空でいる(心を徘徊させる)ことにもメリットがあります。

集中して絞りだせばプロジェクトはすべてリストアップできるか?

実は、そうでもありません。

より重要なプロジェクトは、うわの空の状態からもたらされることもあります。

この状態を活用するために、いわゆる「緊張と弛緩」というヨガのアプローチを応用すると効果的かもしれません。

例えば、プロジェクトのリストアップに集中したあとに散歩をするなどして、意識的に心を徘徊させるように仕向ける。

緊張と弛緩、ここでは「集中と散漫」ということになると思いますが、この対極的なふたつの活動を組みあわせることをおすすめします。

プロジェクトの案を参考にする

どんなプロジェクトがあるか?で紹介したプロジェクトの案に細目を追加したものを下記に掲載します。

家計の管理

日々の購入記録・クレジットカードの引き落とし・税金の支払い・各種年会費や月会費などの確認・慶弔に関するものなど

資産の管理

投資や貯蓄などの資産形成・子どものための学費・老後の資金・マイホーム資金・各種保険など

ショッピングリスト・ウィッシュリスト

購入する必要のあるもの・購入を検討しているもの・家電製品などの買いかえ予定など

確定申告

レシート・経費・費目・帳簿作成など

利用中のサービス

スマホや携帯に関する契約・定額制有料サービス(動画・メールマガジン・音楽・その他)など

ハウスキーピング・掃除

家事・掃除(毎日・週一回・月一回・その他)・家電製品の消耗品の買いかえ(浄水器・空気清浄機のフィルター・その他)・書類・写真・データ

頭の整理

気になること(やるべきこと・やりたいこと)・達成したい目標・解決したい問題・目を背けている課題・人間関係など

マイホーム

購入計画・資金繰り・老後の生活など

引っ越し

資金・場所・行政・通勤時間・子育て環境(待機児童・保育園・幼稚園・その他)など

健康・エクササイズ

定期的な健康診断・定期的なエクササイズなど

ダイエット

食事の管理・ダイエットのための運動・情報収集など

医療

病気の治療・医療保険・その他保険など

趣味・夢中になれるもの

趣味・夢中になれるものなど

余暇・イベント

旅行・外出予定・イベントなど

資格試験

資格・試験・勉強など

生涯学習

研究・勉強・読書など

身だしなみ・ファッション

ヘアカット・衣服・身だしなみの確認など

介護

親の介護など

夫婦関係

良好な夫婦関係についてできること・夫婦で楽しめる趣味を探すなど

恋人関係

恋人関係・恋愛・婚活など

育児・子育て

育児・子育て方針・保育園や幼稚園・就学・育児サークルなど

愛情

愛情・愛情表現など

仕事上の人間関係

上司・部下・同僚・人間関係で避けること・人間関係でやるべきことなど・付きあいかたなど

その他の人間関係

友人・知人・親・兄弟・親戚・近隣の人々など

ライフプラン

人生設計・将来の見通し・ライフワークなど

キャリアプランニング・転職

キャリアプランニング・転職・独立・仕事上の自己実現など

社会貢献・地域社会

社会貢献・ボランティア活動・地域社会などへの取り組み・寄付など

これらの細目(キーワード)をもとにあなたが取り組むべきプロジェクトをリストアップしていきます。

プロジェクト名のつけかた

上記の例は「案」にすぎません。

ですから自由にプロジェクト名をつけていただくことをおすすめします。

これは例えば、「学資保険」について、

  • 「学資保険」というプロジェクトを立ちあげるべきか?
  • 「資産の管理」というプロジェクトで管理するべきか?
  • 「育児・子育て」というプロジェクトで管理するべきか?

このように、そのときどきの状況や考えかたによってどのようなプロジェクト名をつけるか?ということの答えは変わってきます。

しっくりくるプロジェクト名をつける

このような場合は、自身が「気にならない」、いいかえれば「しっくりくる」プロジェクト名をつけるように工夫してください。

抽象的な表現ですが、あなたが「気になって」いるのであれば、それは「気になること」として頭の中にのこりつづけます。

その状態では頭の中が整理されているとはいえないので、よりしっくりとくる、気にならないものを考える必要がある、ということです。

そのため後日、プロジェクト名を再確認し、気になるものがあれば命名しなおすという作業が必要になるかもしれません。

また例えば「育児・子育て」という名前でプロジェクトを進行させていったところ「学資保険」について取り組むことがおおくなったために「学資保険」というプロジェクトをあらたに立ちあげる、という可能性もあるでしょう。

なおこのようなプロジェクトの管理運営については「システムの維持」のコーナーで解説いたします。

プロジェクト名のわけかたについて

どんなプロジェクトがあるか?でも紹介したように、Evernote を活用する場合は、「アルファベット」または「あいうえお(日本語)」でプロジェクト名をつけることにより、おおきくわけることができます。

仕事とプライベート、などのような区分けが必要であれば、これを活用してください。