私も働きはじめたころは、「なにを削るかといったら睡眠」という考えかたをしていました。

まだ若く体力があった、ということも理由だったかもしれない。

もちろん、仕事だけではなく、寝ずに遊ぶことも。

つまり眠ることの価値は低く、それほど大切なものではないと考えていた。

短時間睡眠はスゴイことなのか?

世間でも、たとえばエジソンは4時間しか眠らないといったような、短時間睡眠者(ショートスリーパー)を崇めるような風潮があったように感じる。(いまでもあるかもしれない)

しかしながらエジソンは、実はよく眠っていたらしい。

たとえば、前出の電球の発明で世界的に知られるトーマス・エジソンは、口癖のように自分はほんの少ししか眠らないと言っていた。新聞記者を前に誇らしげにこう語ったこともある。「私は、一日に四、五時間以上の睡眠を必要と感じたことは一度もない。夢を見たことは一度もないし、いつも熟睡できる」だが、エジソンの伝記作家は、偉大な発明王が、それ以上に長く眠っている事実をつきとめた。自宅の仕事部屋と図書室のほか、いくつもの部屋にベッドが用意してあり、エジソンは頻繁に横になって仮眠をとり、一日「四、五時間」どころか、ずいぶん長く眠っていることがわかったのだ。

実際には、短時間睡眠というのは遺伝による影響が強いとのこと。

ということは、遺伝子レベルで自分を変えることがもしできるのであれば、短時間睡眠者になれるのかもしれない。

しかしながら現状においては、よりよい睡眠をとって、日中の活動を効率化させていくほうが現実的ではないでしょうか?

いかに眠らずにがんばるか、からいかによく眠るか?へ

スリープ・レボリューションによれば、睡眠は究極の健康法であるという。

睡眠は空白の時間などではない。非常に活発な神経活動が生じて、記憶の定着や、認知機能のメンテナンス、脳と神経系の掃除と回復が行われる、とても豊かな時間だ。正当に評価すると、睡眠時間は、起きている時間に劣らない価値がある。私たちは、充分な睡眠を取ることで、起きている時間の質をずっと高めることができる。

ここには睡眠不足による悪影響とよく眠ることによる好影響が丁寧かつ具体的に述べられている。

私たちは、「いかに眠らずにがんばるか、ではなく、いかによく眠るか?」へと考えかたをシフトさせる必要があるのかもしれない。

例えば子育て中の家庭ならば、子どもたちが寝ついたあとにやっと「本当の時間」がくるように感じることもあると思う。

私もそうで、そのあとに仕事をしたり、読書をしたりーーしかしいまは、子どもたちと一緒に21時すぎにはベッドの中へはいるようにしている。

なぜならばそのほうが日中、眠くなることが少なくなり、全体的な元気感が増すからで、気分が前向きになったり仕事の効率もよくなったりといったように感じるから。

よく眠るためにはどうしたら良いのか?

よく眠るための方法はいろいろなところで紹介されているけれども、私が実際に試してみて効果あったと感じものは、下記のとおり。

  • 電子機器(スマホとかタブレット)を一切、寝室に持ち込まない
  • 午後はコーヒーを飲まない

基本はこれだけ。

最後に、睡眠こそが大切である、という意識改革が必要かもしれないけれども。