整理や整理整頓というと、秩序やルール、ともすると繊細さや完璧さがもとめられるイメージがあるかもしれません。

しかし整理法プラスは、割といいかげんな整理法でもある。

というのは、ちょうどいまサイトのほうで解説している「頭とこころの整理法」でもそうですが、「人生全体」というおおきな範囲をあつかうために、ある意味、おおざっぱに整理せざるをえないのです。

これは、人生全体を完璧に整理・管理するのはもともと無理だろう、という予測にもとづくもので、例えば個別の整理手法それ自体に関しても、

  • モノの整理
  • 思考の整理
  • 情報の整理
  • 時間の整理

みたいな分類もありません。

ある意味、おおざっぱに整理しておくということをいいかえるならば、「柔軟に対応できるようしておく」というニュアンスになります。

もちろん、細かくやりたい人には、そのようにやることも可能でしょう。

完璧主義とは

完璧主義とは、反復に対する脅迫であるといわれています。

 つまり完璧主義とは、創造的なものではなく、その本質は、同一を求める反復強迫だと言える。完璧主義の人にとっては、予定されていたものとの同一性を実現することが、最大の目的なのである。その反復強迫が、そもそも何のためのものであるかは、あまり重要でない。同一性を反復することが、根源的とも言える衝動なのである。

この完璧主義がよい方向へと進んでいるときは、成功への原動力となりうるとも述べられています。

これから解説していくことになりますが、「全的アプローチ法」では、成功というものの価値を相対的に評価していくようなことをおこないます。

つまりそれは、さまざまな価値のなかのひとつにすぎない、ということ。

また手法の全体をとおして、ある程度、自分自身を鳥瞰的にみつめるということもできるようになるはずです。

完璧主義と整理法プラス

私自身にも、ある種の完璧主義的な傾向があります。

そのような場合は、まず整理法プラスの手法を活用し、できるだけ細かくあなたの人生全体を整理してみると良いかもしれません。

そのうえで、それをうえからながめてみると、逆説的に「どこまでいい加減でも大丈夫か?」ということがわかることもありうるのです。