むかし、ショウペンハウエルの 読書について 他二篇 という本を読んで、分かったような分からなかったような部分も結構あったのですが、いちばん最初に書かれていたことがとても印象に残っています。

数量がいかに豊かでも、整理がついていなければ蔵書の効用はおぼつかなく、数量は乏しくても整理の完璧な蔵書であればすぐれた効果をおさめるが、知識のばあいも事情はまったく同様である。

読書について 他二篇 ショウペンハウエル著,斎藤 忍随 翻訳(岩波文庫 1983)

この本は読書についての本なのですが、最初におさめられている “思索” についての記述からの引用です。

要するに「量より質」ということだと思うのですが、ここでは私が知識や情報を整理整頓するために心がけていることをお伝えします。

なおこの記事は2012年に「知識や情報をうまく整理整頓するためのツールと手法」というタイトルで公開しましたが、その後も安定的にアクセスがあるようなので、2017年7月に加筆修正して整理法プラス 公式ブログに公開いたします。


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情報をインプットする方法

まず基本となる考えかた、つまり「知識や情報を整理するっていってもなんのために?」ということを考えます。

つまり、目的が明確でなければそもそも整理する必要はない。そしてそのため(目的を明確化するため)には、インプットの段階でしぼりこんでしまうと効果的である。

というわけで、テレビ、ブログ、メルマガ、フェイスブックやインスタグラム、ツイッターの閲覧をやめる、逆にいうと、どうしても必要なとき以外はなるべくネットしない。私の場合、これで余計な情報に振りまわされることがすくなくなりました。

次に、できるだけ大きな本屋にいってブラブラして、気になるジャンルや必要だと思われる本を購入します。

このときに、そのジャンルの本を一冊だけ選んでしまうと(その本に)偏りがあるかもしれないので、できれば3冊くらい選ぶ。また予算ややる気との関係もありますが、可能なかぎり値段がたかくて読むのが大変そうなものを選ぶように心がる。(これは、なんとなくですがどうせ読むならそのほうが良さそうな気がするので・・・)

ここまでがインプットです。単純ですが、無料より有料の情報のほうが信頼できるんじゃないか、ということ。もちろんインターネットも厳密には無料ではないし、必ずしも無料が有料よりおとるというわけではありませんが、基本方針として。

また書籍は基本、紙の本ですが Kindle など電子書籍を購入することもあります。

というわけで読書管理には メディアマーカーというサイトを使っています。

情報をアウトプットする方法

アウトプットはどうするか?

本を読んで、気になった箇所を抜き書き、そのうえで感想などをノート(日記)にまとめる。

このノートには、 Evernote を使っています。

そのうえで、月に一度、それらを見なおして、まだ気になる部分を深掘りしたり、ブログ記事にしたり、アイデアとしてとっておくなど整理。

シンプルですが、現在はこんなやりかたをしています。

情報デトックスについて

テレビやフェイスブック、ラインなどの SNS をやめる、つまり情報デトックスについては、意外と難しいかもしれません。

個人的には、やっぱりスマホを解約して、テレビを処分するというのがよいと思います。(タブレット端末や iPod などの音楽プレーヤーは活用していますが)