人生において、また人間関係においてその基本のひとつといえるのが、自分自身との関係です。

なぜ自分自身との関係が大切なのか?

それは、自分と仲よくすることによって、自分との戦いを効率的かつ効果的に進めていくためであるといえるでしょう。

別の言葉で、「心の平和、精神の安定」ともいいます。

他者との競争、自分との戦い

現在の社会は、資本主義社会といって、それは競争によって成り立っているといえます。

しかし自らの人生という角度からみれば、他者との競争とは別に、自分自身との戦いというものが存在していることに気づくことができるでしょう。

社会における競争に勝ったとしても、自分自身に勝つことができなかったならば、満足した人生を送ることができない可能性があります。

以前の記事にも書いたかもしれませんが、いわゆる億万長者といわれるくらいに成功した人が「実はうつ病で悩んでいたことがある」という話を私にしてくれたことは印象的でした。またお金も時間もありあまる生活のなかで「罪悪感に耐えられなかった」とも話していました。

決して、あくどいことをして成功したわけではありませんが、自身の予想をおおきく超える成功が転がりこんできたために、そのように感じたそうです。

なんのために戦い、なんのために競争するのか?

しかしここで、「自分自身に勝つ」ということについてもうすこし考えてみるならば、自分と仲よくすることによって、自分との戦いを最小限にする、という方法があることに気づくことができるかもしれません。

自分と仲よくなるということは、日々の生活においてより深い幸福感をもたらしたり、社会における過当な、ある意味、無意味な競争を避ける方法を知ることができるということにつながっていきます。

つまり、「自分らしく生きる」ことが可能になるということで、そしてこれを私たちが生きている競争社会というものにあてはめて考えてみるならば、競争に勝つことだけではなく、競争それ自体を楽しみ、満足のいくものとすることができる可能性がひらけてくる、ともいえるでしょう。