好きなことと、どのように付き合っていくか?

それは、恋愛に似ているところがあるような気がします。

そのような意味で、「本当に」好きなことを見つけるというのは、ある種のめぐり合わせ、運のようなものも必要かもしれません。

人生の分かれ道において、「好きなことをやって食べていけるのかどうか?」ということについて悩んだことがある、という人もいるでしょう。

「私は自分が知っている中で、人生において好きなことをやって、食べていくことができない人は、一人も見たことがありません。『本当に』好きなことだったら、それをやって食べていけている。本当に好きなことじゃないから、途中で断念するんだ」

ではどのようにして「本当に」、好きなことを見つけたらよいのか?

これについては、先に述べたように、運やタイミングもあるでしょうし、またそのときの自身の成長度合いのようなものも関係すると思います。つまり、(もう一度、恋愛に例えていうならば)よい恋愛をするためには、やはり自分が成熟しているほうがその確率はたかまるでしょうし、対象を判断する目、というものも必要になることもあるでしょう。

そして、「好きなこと」という観点にたって考えてみれば、自分を知ることにより、ある程度はその方向性を見つけることができるだろうとは思います。

例えば単純に、部屋で読書をすることが好きな人が、毎日のようにパーティにでかけることは苦痛でしかないでしょうし、逆もまたいえるはずです。

そのうえで、なにが「本当に」好きかどうかということは、当然とはいえ、やってみないとわかりません。ということは、幸運にもそれに出会うことができたと感じているならば、自身の人生において、最大限、それを大切にすべきではないでしょうか?

考えかたは人それぞれです。ですがもしかしたら、若い頃にすでに本当に好きなことに出会っていた、という人もいるかもしれません。

ただし私が感じるのは、人生についてひととおり経験した大人にこそ、見つけやすいものもある、ということです。